2025年12月10日
コンテンツ番号19743
秋田内陸縦貫鉄道を訪問した阿仁学園が3連覇
(2025年12月10日)
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秋田活性化中学生選手権県大会最優秀賞受賞・博報賞受賞報告が、12月10日(水曜日)に市役所本庁舎で行われ、義務教育学校阿仁学園の児童生徒5人と、博報賞を受賞した小林陽介校長および関係者らが出席し、津谷市長と佐藤教育長に受賞報告をしました。
同校は、11月15日(土曜日)に秋田市のさきがけホール(秋田市)で開かれた第6回秋田活性化中学生選手権(秋田魁新報社主催)の全県大会に出場。9月、10月の県北、県央、県南の各地区大会を通過した6校が、地元企業の魅力を生かし、様々な課題解決につながる独創的なアイデアを発表するなかで、阿仁学園は北秋田市に本社を置く秋田内陸縦貫鉄道を訪問し、増加する訪日客に阿仁地域に興味を持ってもらう方策として、オリジナルのおにぎり「あにぎり」の開発を提案し、3年連続の最優秀賞を受賞しました。
また「博報賞」は、児童教育現場の活性化と支援を目的として、財団創立とともにつくられました。「ことばの力を育むことで、子どもたちの成長に寄与したい」という想いを核として、日々教育現場で尽力されている学校・団体・教育実践者の「波及効果が期待できる草の根的な活動と貢献」を顕彰しています。
小林校長は「『郷土資料集『きらり☆きたあきた』の作成・推進・活用によるふるさと教育の充実』というタイトルで論文を提出し、博報賞をいただくことができた。この本は7年前に作成したが、作ることが目的ではなく、活用して愛着や誇りを育むことが大切だということを文章にして提出した。阿仁学園の子どもたちが本書を使っていろいろな場で発表したり交流したりしてくれていることをお伝えしたら評価していただけた。活性化選手権の発表もアウトプットの大切な場であるが、これからも本書を活用しながらどういったことができるのかを考えていきたい」と受賞の喜びを報告しました。
この日に訪れたのは、田中来羽さん(9年生)、田中嶺羽さん(9年生)、栗谷大智さん(9年生)、武田晴眞さん(8年生)、荒川佑月さん(8年生)の5人と小林陽介校長、江村星先生の7人です。
報告を受け、津谷市長は「本日は大変嬉しい報告に来ていただきありがとうございます。まずもって校長先生、本当におめでとうございます。『きらり☆きたあきた』という本を作っていただき、それを活用して、子どもたちを育てていただき心から感謝申し上げる。そして活性化選手権、3連覇のプレッシャーもあったと思う。内陸線の置かれている現状を理解し、地域の方々にもっと活かすことが出来ないかを考え、クラウドファンディングを活用して外国の方々が多く来るような東京駅や成田空港などで売り込むという内容にも、発表の姿勢にも、アピール性にも、まるでドラマを見ているようでとても感動した。我々も皆さんをバックアップしていきたいと思っているので、ぜひ自信を持ってこれからも頑張ってほしい」などとお祝いの言葉を述べました
また、佐藤教育長は「決勝戦を見に行って、想像力、表現力にとても感激した。きっと秋田県一小規模な学校であるが、北秋田市の誇りだと感じている。これからもいろいろな人と交流して、益々力をつけて、将来この北秋田市を僕らが背負ってやっていくぞ、すごいまちにするぞ、という気持ちを持って成長してくれたら嬉しい」などとお祝いの言葉を述べました。
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受賞の報告をする小林校長 -
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お祝いの言葉を述べる津谷市長 -
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お祝いの言葉を述べる佐藤教育長
