年末・年始特別警戒および年末の交通安全運動出動式

特殊詐欺などの犯罪やトラブルを防止

（2025年12月11日）

年末・年始特別警戒および年末の交通安全運動出動式が12月11日（木曜日）に市民ふれあいプラザで行われました。

この式は、年末年始の犯罪抑止と交通事故防止のため、特殊詐欺被害や闇バイト防止のほか、薄暮時間帯の早めのライト点灯と歩行者ファースト意識の浸透のため、12月10日（水曜日）から1月3日（土曜日）までに特別警戒を実施します。

式では茂木浩幸北秋田警察署長が「今年は県内各地で、クマの目撃や人身被害が多発し、皆さまも大変不安を感じていたと思う。警察では、地域住民の安全確保などを進めてきたが、11月に県警察で立ち上げたクマ駆除対策プロジェクトチームとともに、自治体と連携を図りながら、対策を進めてまいりますので、よろしくお願いします。また、例年これからの時期が、重大交通事故や悪質な飲酒運転の発生が懸念されるが、昨今の社会情勢を見ると、闇バイトに起因する強盗事件や特殊詐欺等への被害防止が課題である。そのため警察では、年末における街頭活動や広報活動を強化して、犯罪や交通事故の無い、安全安心なまちづくりを推進していきたい」などとあいさつを述べました。

このあと、来賓を代表して津谷市長が「今日お集まりの皆さま方におかれましては、地域の安全安心のため日々努力をしていただいておりますことに、心より感謝申し上げる。先ほど警察署長のお話にもありましたように、今年はクマの目撃、被害が多く、そのため気軽に外出することができなくなり、住民の方々は大変心苦しい思いをしてきました。クマ被害の防止のために、猟友会や警察をはじめ、関係機関の皆さまには、日頃よりご協力をいただき誠にありがとうございます。市としましても、クマ対策に尽力する皆さまを支援し、そして、地域の安全安心のために関係機関と連携して取り組んでまいりますので、よろしくお願いします」などとあいさつを述べました。

その後、北秋田警察署安全安心保安官として「バタもっち」「こあぴょん」「まとびくん」に委嘱書が交付され、防犯活動推進宣言がされました。（北秋田警察署安全課薩摩巡査長 代読）

式終了後には出動セレモニーが行われ、多くの人に見送られながらパトロール車両が出動していきました。