2025年11月07日
コンテンツ番号19627
卓抜な識見と情熱をもって町政・市政に貢献
(2025年11月7日)
元鷹巣町町長および元北秋田市長で、今年5月に逝去された岸部陞(すすむ)氏が、国家や公共に対して積年の功績がある方に授与される「瑞宝小綬章」を受章し、11月7日(金曜日)に市役所本庁舎で伝達式が行われました。この日の伝達式には妻の岸部昭子(しょうこ)さんが出席し、津谷市長同席のもと、北秋田地域振興局の大野総務企画部長から勲記が授与されました。
岸部氏は、平成15年に鷹巣町長に初当選し、鷹巣町政発展のために尽力し、町の発展、振興に多大な貢献をしました。その後、平成17年3月に鷹巣町、合川町、森吉町、阿仁町の合併により北秋田市が誕生し、同年4月に初代北秋田市長に初当選しました。初代市長として岸部氏は、新市の基礎づくりを徹底し、さらに、市のバイオ関連産業の拠点の想定と雇用拡大、合併効果が実感でき市民の一体感を深める観光振興施策など「北秋田市」としての新しい展開と地域活性化のために尽力しました。
伝達式後の懇談では、故人の生前の思い出話や功績などが語られ、岸部さんは「このような素晴らしい章をいただけて大変嬉しい。受章を夫に早く報告したい、そして本当によく頑張ったねと伝えたい」などと話されていました。
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伝達式の様子 -
懇談の様子
