2025年10月28日
コンテンツ番号19546
一部開通により安全かつ快適に
(2025年10月28日)
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国道105号「幸屋渡工区」(L=0.7キロメートル)の一部開通記念式典が10月28日(火曜日)に秋田内陸縦貫鉄道「岩野目駅」付近の会場で行われ、関係者約90人が参加し渡り初めなどを行いました。
国道105号は、由利本荘市を起点として、仙北市などを経由し北秋田市に至る県の南北を結ぶ主要幹線道路で、物流や観光などの産業振興や、救急医療、地域防災などの機能を担う重要な路線です。今回供用開始となった区間は、道路幅が狭く急カーブも連続しているなど、車両の安全な通行に支障が出ている状況で、利用者の安全・安心を確保するため、早急に整備を実施する必要がありました。開通することにより通行の安全性向上・観光振興や地域間交流の促進・緊急輸送道路としての機能が確保されます。
はじめに主催者を代表して大山泰北秋田振興局長が「工事着手から4年目となる本日、延長700メートルとまだ全体の半分程度ではあるが一部開通となった。これにより、地域の皆さまの安全・安心の確保や、利便性の向上が図られるとともに、阿仁・森吉山周辺の観光振興に寄与するほか、緊急輸送の円滑な実施などに大きな役割を果たすものと考えている。県としては残りの工事区間についても、引き続き早期完成・開通を目指して全力で取り組むとともに、地域の幹線道路や生活道路などの整備を計画的に進める。本日は、三世代夫婦のように岩野目橋が末永く使われるよう願いを込め、鈴木民治さん・松橋李雄さんご夫婦三世代の皆さま、また橋の名付け親であります阿仁学園の皆さまに岩野目橋の渡り初めなどを行っていただく。この度の幸屋渡工区一部開通が、本地域、ひいては秋田県のより一層の発展に貢献し続けるとともに、本日ご参集の皆さまの益々のご健勝とご活躍を祈念する」などとあいさつを述べました。
このあと、一部供用開始に先立ち、本事業で整備した「岩野目橋」の長寿を願う「三世代夫婦による渡り初め」や地元阿仁学園が命名・揮毫した橋名板の「除幕・取付式」などが行われました。「三世代夫婦による渡り初め」とは、一家に親・子・孫世代の夫婦が健在することは大変珍しくおめでたいことから、これにあやかり「世代を超えて永く受け継がれる橋に」という願いが込められています。
国道105号「幸屋渡工区」の一部供用開始は、同日午後3時からです。
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あいさつを述べる大山北秋田地域振興局長 -
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岩野目橋渡り初め -
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橋名板除幕式 -
![[616KB]](/uploads/public/archive_0000019546_00/%EF%BC%88%E7%B7%A8%E9%9B%86%EF%BC%89%E2%97%8BDSC_0803.jpg)
橋名板除幕式 -
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期待のメッセージを述べる阿仁学園 加藤あんなさん
