2025年09月28日
コンテンツ番号19413
-すすむ- ~過酷さと 優しさ 限界を求めて~
(2025年9月28日)
仙北市角館から北秋田市鷹巣までを走破する「2025北緯40度秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン大会」が9月28日(日曜日)に行われ、100キロ、50キロの両部門に827人(100キロの部588人・50キロの部239人)のランナーが出走し、秋の内陸路を力走しました。
同大会は、1989年に秋田内陸縦貫鉄道の全線開通に合わせて沿線地域の活性化を目的として始まったもので、仙北市角館から北秋田市鷹巣までの100キロのコース(50キロの部は北秋田市阿仁比立内から)となります。昨年の第32回大会から社会福祉法人秋田県民生協会が事務局を引き継ぎ開催しています。
第33回を迎えた今回の大会のテーマは「-すすむ- 過酷さと 優しさ 限界を求めて」。100キロの部は、午前4時30分に仙北市角館交流センター前から、50キロの部は、午前10時30分に北秋田市阿仁農村環境改善センター前からスタートし、両部門の共通のゴールとなる北秋田市交流センターを目指してランナーたちが北上しました。
この日は秋晴れで日中は気温が上がり、ランナーたちにとっては厳しいコンディションとなりましたが、沿道では市民などがランナーたちに大きな声援を送り、コース20カ所に設けられたエイドステーションでは、ドリンクコーナーのほか、おにぎりやバナナ、それぞれの地区で準備された食べ物が置かれ、ボランティアスタッフの心温まるおもてなしでランナーたちをゴールで迎えようと地域の皆さんが後押ししました。
後夜祭では、後夜祭開催地を代表して、津谷市長が「この100キロ、50キロという長丁場、朝早くからスタートしゴールである北秋田市に見事にたどり着いてくれた皆さん、心から北秋田市は歓迎します。おめでとうざいます。この大会に参加してくださった方々、大会を支えてくださった方々、ボランティア・地元の方々に感謝を申し上げる。どうか今日の思い出を胸に、来年もランナーの皆さんと再会できることを楽しみにしています」などとあいさつを述べました。
参加者は自分の走りを振り返りながら、一緒に走った仲間やゴールで出迎えてくれた家族たちと談笑し、過酷なレースの疲れを癒やしていました。
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50キロの部 選手宣誓 -
エイドステーションの様子 -
エイドステーションの様子 -
100キロの部で優勝を果たした藤原さん -
完走を喜ぶ(100キロの部) -
完走を喜ぶ(50キロの部) -
あいさつを述べる松橋厚生 大会会長 -
あいさつを述べる津谷市長