2025年08月22日
コンテンツ番号19261
終戦から80年、戦没者の冥福と恒久平和を願う
(2025年8月22日)
令和7年度の北秋田市戦没者追悼式が8月22日(金曜日)に市文化会館で行われ、戦没者の遺族や関係者が黙とうや献花を行い、戦没者の冥福を祈るとともに恒久平和を祈念しました。
戦没者追悼式は、第二次世界大戦で亡くなられた市出身者を追悼し、恒久平和を祈念するために行われており、市出身の戦没者は約1,700人とされています。
この日の式典では、拝礼と国歌斉唱に続き黙とうを行い、戦没者への哀悼の祈りを捧げたあと、主催者を代表して津谷市長が「戦没者各位のみたまに対し謹んで哀悼の誠を捧げます。本年は数多くの尊き命が犠牲となられた先の大戦から80年の節目の年となります。遠く故郷を離れ、壮絶な戦場の中で倒れ、飢えや病に苦しみながら多くの方が異国の地で亡くなられました。北秋田市関係戦没者1,700人余りの方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。私たちは、今日の繁栄も平和な生活も、戦争によってかけがえのない命を落とされた方々、重く尊い犠牲と癒えることのない悲しみに耐えられたご遺族の皆さまのご苦労のうえに築かれていることを決して忘れてはなりません。戦争という悲劇を二度と繰り返さないことを決意するとともに、先人達が積み上げてきた平和への努力に感謝し、戦争の悲惨さと平和の尊さを風化させることなく、次の世代に継承することにより一層尽力することをお誓い申し上げます」などと式辞を述べました。
続いて、鈴木健太秋田県知事の代理として大山泰北秋田地域振興局長、堀部壽北秋田市議会議長、高橋久雄北秋田市遺族連合会会長からそれぞれ追悼のことばが述べられました。
式の最後には、来賓や遺族代表、市議会議員などがステージ中央に飾られた祭壇へ、客席の遺族関係者などがホール内の献花台へ献花と拝礼し、戦没者の冥福を祈りました。
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拝礼と黙とうの様子 -
式辞を述べる津谷市長 -
追悼のことばを述べる堀部市議会議長 -
献花・拝礼する来賓の方々 -
献花・拝礼する遺族の皆さん -
献花・拝礼する遺族の皆さん