2025年08月17日
コンテンツ番号19239
市民盆踊りを継承、名称変更し6年ぶりに復活
(2025年8月17日)
盆マルシェ実行委員会(村上史一委員長)主催の「たかのす盆マルシェ」が、8月17日(日曜日)に市民ふれあいプラザで行われました。農産物やお菓子、アクセサリーの販売などを行うマルシェ、キッチンカーなどの出店に加え、2020年から開催を休止していた「市民盆踊り」を復活させ、多くの参加者が踊りの輪を広げ、ゆく夏のひと時を楽しみました。
従来の市民盆踊り大会は、郷土芸能「鷹巣盆踊り」が前身で、慶応年間(1865年~)、鷹巣村の商人らが商売繁盛と豊作を祈願して踊ったのが始まりです。商店主たちが仮装を凝らして奉公人に混じって踊ったのが好評を博し、その後は農村部からも大勢参加するようになったと言われています。最盛期は明治末期から大正の中ごろといわれ、昭和初期から戦後の20年代まで空白期間がありましたが、その後は商店会や婦人会が主体となって開催され、毎年多くの方が参加していました。
この日の開会セレモニーでは、村上実行委員長が「自分の思い付き、勢いで開催したいという強い思いで計画した盆踊りですが、皆さんがついてきてくれて開催にこぎつけることができました。本日お越しいただいた皆さん、協賛いただいた事業所の皆さん、スタッフの皆さんに感謝を申し上げます。今日は本当に楽しんで踊っていただけたら大変嬉しい」などとあいさつ。
盆踊りの開始前後に強い雨が降りましたが、屋内開催が奏功し、徐々に増えた参加者が揃いの浴衣や半てんを身に付けて、鷹巣盆唄に合わせて優雅な踊りを披露しました。踊りの輪ができ始めると、最初は周りで踊りを見ていた子どもたちや帰省客も輪に加わり踊りの輪を広げました。
盆踊りが終了すると、参加した子どもたち一人ひとりにお菓子のプレゼントがありました。
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マルシェの様子 -
あいさつする村上実行委員長 -
盆踊りの様子 -
盆踊りの様子 -
お菓子プレゼントの様子 -
屋外キッチンカーなどの様子