2025年08月01日
コンテンツ番号19166
結核のない社会をつくるために活動
(2025年8月1日)
北秋田市結核予防婦人会(松橋セツ子会長)が8月1日(金曜日)に市役所第二庁舎を訪れ、津谷市長に結核の現状や予防、そして複十字シール運動への協力を呼びかけました。
複十字シール運動は、結核をはじめとする胸の病気をなくすため募金活動を行うとともに、病気への理解を広げ予防の大切さを伝える運動で、運動期間は8月1日から12月31日までとしています。また、厚生労働省でも毎年9月24日から30日までを「結核予防週間」と定めて、結核に関する正しい知識の普及啓発を図っています。
この日は、松橋会長をはじめ11人の結核予防婦人会員の皆さんが、一人でも多くの市民が結核に関心を持ってもらおうと、普及啓発活動として津谷市長を表敬訪問しました。
松橋会長は「皆さまご存じのとおり『結核』はかつて日本の国民病であったが、令和3年から低蔓延国となった。結核の状況は時代と共に変化してきているが、根本にあるのは私たちの毎日の健康意識。また、私たちの結核予防の活動の中でも特に『複十字シール運動』は100年続く募金活動で、健康を願うメッセージが込められている。みんなで声を掛け合って元気な地域づくり目指したい」などとあいさつしました。
津谷市長は「長年にわたり『複十字シール』の運動を頑張っていただき、また結核に対する正しい知識や普及啓発にご尽力いただき感謝申し上げる。結核は過去の病だという認識を持っている人が多くいるが、コロナが蔓延したことで感染症に対する関心が高まっていると思う。北秋田市としても皆さまの後押しが出来るよう頑張っていきたい。この活動を通じて市民の皆さまの安心安全な生活のためにこれまで以上により一層のご協力をよろしくお願いしたい」などと感謝の言葉を述べました。
このあと、事務局より現在の秋田県や北秋田管内の罹患状況や、発病予防の大切さなどについて説明がありました。
「複十字シール運動」の詳細は、公益財団法人 結核予防会 のホームページをご覧ください。
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あいさつをする松橋婦人会長 -
あいさつをする津谷市長