2025年07月25日
コンテンツ番号19124
大館能代空港オスプレイ着陸や熊出没などについて
(2025年7月25日)
令和7年7月の津谷市長の記者会見が、7月25日(金曜日)に市役所本庁舎で行われました。津谷市長の会見概要は次のとおりです。
- 大館能代空港へのオスプレイ着陸について
- クマ出没に関する注意喚起について
- 太平湖湖水開きについて
- 伊勢堂遺跡ジュニアボランティアガイドについて
- 北×国プロジェクトサマーフェスタ2025in鷹巣について
1.大館能代空港へのオスプレイ着陸について
7月18日(金曜日)午後3時35分に大館能代空港にアメリカ軍輸送機オスプレイが着陸しました。この件につきましては、防衛省東北防衛局や秋田県から随時情報提供を受けており、その内容(※1)は、すでに各社の報道にもあるとおりです。
今回の着陸は、安全確保を目的とした予防着陸との説明を受けていますが、市民の皆さまに不安を与えたことは事実であることから、市としましては、県と協調して東北防衛局に対し、再発防止と詳細な情報提供を求めてまいります。
情報提供を受けた主な内容(※1)
- 18日午後3時33分、新千歳対空センターから大館能代空港管理事務所に対し、アメリカ軍輸送機オスプレイ着陸の依頼があり、同35分に着陸している。
- 着陸した機体は、米空軍CV22という機体である。
- 同機は点検を実施し、午後10時55分に三沢基地へ向けて離陸した。
- 本事案は飛行中に警告灯が点灯したため、予防着陸を行ったものである。
- 本事案による民間機への影響やけが人などの情報はない。
2.クマ出没に関する注意喚起について
全国的にクマの目撃や人身被害が相次いでいる中、7月21日には、市内でも早朝に畑作業をしていた70代の男性がクマに襲われる事故が発生しました。命に別条はありませんでしたが、背後から襲われ、頭や顔にけがをされています。心よりお見舞い申し上げるとともに、市では見舞金の支給を予定しています。
今年はクマの出没が非常に多く、7月21日時点での目撃件数は177件、捕獲数は24頭と、すでに昨年度を上回っており、今後は市街地への出没も懸念されています。市では、防災ラジオなどによる注意喚起や捕獲活動を進めており、国の特別対策事業も活用しながら、対策を強化してまいります。市民の皆さまには、外出時に音の出るものを持つ、複数で行動する、茂みの草刈りや作物の適切な管理を行うなど、事故防止へのご協力を改めてお願いいたします。
参考
- クマ有害駆除件数 実績(R7は7/21現在、R5,6年度は年度実績値)
【目撃情報】 【有害駆除許可】 【捕獲頭数】
R5年度 440件 145件 333頭
R6年度 113件 36件 17頭
R7年度 177件 25件 24頭
※目撃情報はクマダスの目撃情報数
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北秋田市野生鳥獣による人身被害見舞支給要綱
市民が有害指定管理鳥獣(ツキノワグマ、イノシシ、ニホンジカ)により、市内で人身事故を受けた場合、死亡30万円、負傷5万円を支給する。 -
7/21ツキノワグマによる人身被害
発生日時:7月21日(月曜日)4時40分頃
発生場所:坊沢字下大野沢尻(畑)
被 害 者:坊沢字屋敷岱 75歳男性
発生状況:畑で作業中に突然後方から襲われ、頭部や顔面に負傷。自力で自宅へ車で戻り緊急通報
経 過:市民病院からドクターヘリにて秋田大学附属病院へ全治1ヶ月の診断 -
クマ対策
・7月21日(月曜日)に出没周辺に檻を設置済み
・注意喚起の防災ラジオ放送の実施
・県自然保護課の専門家による現地調査
・警察との周辺パトロールを実施
・市民への注意喚起を促進するため、広報への折り込みチラシにより、基本的なクマの事故防止対策の周知の実施
・児童にクマよけの鈴を配布している学校もある…鷹巣東小、米内沢小(一部)、清鷹小(一部) -
国の特別対策事業
・クマ特別対策事業として、捕獲重点エリアを設定し、集中的に捕獲実施を行う(当初予算ではツキノワグマ捕獲頭数50頭を計画していたが、クマ特別対策事業の実施により捕獲重点エリアでの積極的な捕獲が可能になることで、頭数30頭分を追加)
・6月補正で予算措置 3,000千円
3.太平湖湖水開きについて
太平湖小又峡で発生した土砂崩れに伴う復旧作業が完了し、延期となっていた「太平湖湖水開き」が、8月8日(金曜日)に開催されることになりましたので、お知らせします。この間、太平湖小又峡の登山を楽しみにされていた皆さまには、ご不便とご心配をおかけしました。
今年からは、これまで運航していた遊覧船に代わり「太平湖シャトルタクシー船」の運航が始まります。船の形は変わりますが、森吉山観光の大きな魅力の一つである太平湖小又峡の豊かな自然を、ぜひ多くの皆さまにお楽しみいただきたいと思います。
参考
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太平湖湖水開き
日時:8月8日(金曜日)
9時30分 安全祈願式
9時50分 湖水開き式典
10時30分 小又峡現地視察(船舶乗船~小又峡~三階の滝)
場所:太平湖グリーンハウス前広場(雨天時は太平湖グリーンハウス内で実施予定)
主催:ぶなの郷あきた株式会社 -
太平湖小又峡シャトルタクシー船運航事業
①小型船 3隻体制(乗客15人乗船可能)
②運航期間 1)お盆8月8日~8月17日、紅葉時期10月3日~10月31日・・・毎日運航
2)1)以外は毎週金・土・日および祝日のみ運航
③運航時間 10:00~15:00(随時)
④所要時間 片道10分
⑤乗船料金 大人3,000円 小人1,000円
問合せ先:運航事業者「ぶなの郷あきた株式会社」(連絡先:0186-76-2107)
担当課:観光文化スポーツ部 観光課 森吉山推進室 84-8105
4.伊勢堂遺跡ジュニアボランティアガイドについて
8月9日(土曜日)から17日(日曜日)までの期間、伊勢堂岱遺跡でジュニアボランティアガイドの活動が行われますので、お知らせします。このジュニアボランティアガイドは、小学生から高校生までの児童生徒が、来場された方々に遺跡の案内をする取組で、伊勢堂岱遺跡の大きな魅力の一つとなっています。
今年度は、小学4年生から高校3年生までの26名が登録しており、来場された皆さんに、遺跡の特徴や見どころをわかりやすく丁寧に説明してくれます。子どもたちが事前研修などで学んだ成果を披露する場でもありますので、お盆で帰省中の方をはじめ、市内外からぜひ多くの方に足を運んでいただきたいと思います。
参考
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ガイド日程
日程:8月9日(土曜日)~17日(日曜日)9日間
時間:午前10時~午後3時
その他:事前予約不要、無料 -
令和7年度ジュニアボランティアガイドの内訳
小学生7名、中学生11名、高校生8名 計26名(うち新規登録4名) -
関連事業予定
7月23日~24日 事前研修会及び年次総会
7月27日~28日 英語ガイド研修事業
5.北×国プロジェクトサマーフェスタ2025in鷹巣について
8月9日(土曜日)と10日(日曜日)の2日間、JR鷹ノ巣駅前で「北×国プロジェクト サマーフェスタ2025 in 鷹巣」が開催されます。このイベントは、北秋田市と東京都国立市の若者たちによる交流を目的としたもので、今年のテーマは「離れていても、アートでつながる2日間」です。
会場には、地元の味や雑貨を楽しめるマルシェやキッチンカーが並ぶほか、BMXやスケートボードの実演も行われます。また、国立の学生による写真や美術、映画の上映など、若い感性が光るアートフェスタも同時開催されます。9日は午後3時から駅前広場で、10日は午前10時から駅前商店街で開催され、国立市の物販ブースなども登場し、両市の交流や魅力を再発見できるイベントとなります。
地域に元気を届け、新しい出会いやつながりを感じられる2日間になると思いますので、ぜひ多くの皆さんにご来場いただき、夏の楽しい思い出をつくっていただければと思います。
参考
- 主催:北×国プロジェクト実行委員会、学生団体「たまこまち」、北秋田市
- 日時・会場
8月9日(土)15時~20時まで 駅前広場「DAY・愛・広場」を中心に
8月10日(日)午前10時~15時まで 駅前商店街を歩行者天国にして開催 - 内容:マルシェ・キッチンカーの出店
BMXの実演および体験コーナー
大学生によるアートフェスタ開催(写真・美術展示、映画上映等)