2025年06月30日
コンテンツ番号19010
県と連携し地域課題の解決に向けて意見交換
(2025年6月30日)
北秋田市と秋田県北秋田地域振興局との意見交換会が6月30日(月曜日)に市役所本庁舎で開かれ、様々な行政課題の解決に向けて連携して取り組んでいくことを確認しました。
意見交換会には、北秋田地域振興局から大山泰振興局長ほか総務企画部、鷹巣阿仁福祉環境部、農林部、建設部、北教育事務所長など各部・機関の部長および所長、北秋田市からは、津谷市長ほか各部長らが参加しました。
はじめに津谷市長が「県におかれましては4月に鈴木新知事が誕生され、新たなリーダーのもとで県政がスタートしている。本市においても5期目の市政運営にあたり『人が集まる、活気溢れる北秋田市』の実現を目指し、産業振興による仕事づくり、稼ぐ地域づくり、少子化対策、子育て支援の充実など8つの重点項目を掲げて各種施策を展開していく。また本年度はこれらの重点項目に基づき、市の今後も10年間の指針となる『第3次北秋田市総合計画』の策定をはじめ、外国人材を含む人材確保の支援、国立・国定公園化を目指す森吉山を中心とした観光振興事業、さらにはアウトドアの拠点施設を含む道の駅たかのす整備事業などに重点的に取り組んでいくつもりでいる。このあと重点事業について各担当部長から説明を申し上げるが、引き続き、北秋田地域振興局と北秋田市が地域の発展や市民・県民のために課題を共有し連携して課題を解決に取り組んでいければと思う。本日の意見交換会が双方にとって率直な提言を交わせる実りのある場となることを期待申し上げる」などとあいさつをしました。
意見交換会では、北秋田地域振興局から「地元企業で多様な人材が活躍する北秋田」「広域連携で人々が行き交う北秋田」「農林業も成長し続ける北秋田」「災害に強く、安全・安心なくらしを実感できる北秋田」を目指す姿とし、各部から重点事項を説明しました。
市からは、災害への対応と地域防災力の強化、自治体DXの推進、自治会・町内会支援事業、地球温暖化対策、外国人介護人材定着奨励金交付事業、保育園留学事業、観光インフラの環境づくり、森吉山を中心とした滞留型観光の推進、世界文化遺産伊勢堂岱遺跡の観光誘客、道路施設の老朽化対策、市営住宅の建替え、不登校対策の検討などの重点推進事項を説明しました。
最後に、大山振興局長が「様々な施策をご紹介いただきありがとうございました。北秋田市の現状を把握したうえで未来につなぐ事業展開をされていると感じた。先月知事のもとで振興局長会議があり、北秋田市の移住定住については、ここ数年でマタギ移住や嫁ターンが増加していることを紹介させていただいた。県では今年総合計画を立てる年となり、市の協力を得なければいけない。引き続き皆様から貴重なご意見を賜りたい」とあいさつをしました。
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あいさつをする津谷市長 -
あいさつをする大山振興局長