2025年05月19日
コンテンツ番号18778
地域資源を活用した地域活性化に向けて
(2025年5月19日)
北秋田市活性化セミナーが5月19日(月曜日)に市民ふれあいプラザで開催され、172人が参加しました。
講演に際し、はじめに秋田県信用組合北林貞男会長が「合併したばかりの北秋田市は人口が今よりも多く、賑やかで勢いもあったが、20年経った今では人口も少なくなり様々な指標も下降気味であることからなんとか北秋田市を元気にしたく当セミナーを開催した。北秋田市をよくするために何が出来るか考えると、私はエネルギーが必要だと考える。制約の多い海外に依存するばかりでなく、エネルギーを地産地消して地域に活かすことで活性化に繋がると思う。みんなで頑張ってこの地域を盛り上げていきたい。今日は最後まで楽しく講演を聞いていいただけたらと思う」などとあいさつしました。
続いて、共催者を代表し津谷市長が「北秋田市は2030年までに温室効果ガスをゼロにしようという取り組みを行っているが、森林・水などの地域資源を事業として活かし、企業だけが儲かるのではなく、地域の皆さまにプラスになり、地域のコミュニティが守られるような、地域づくりにも貢献できる事業になることが理想的である。今日おいでの方々のお話をしっかり聞きながら、北秋田市として何が出来るのか、地域の方々に何をお返しできるのかを考え、これから生まれ育つ方々にとって必要なものを作り上げていけるような講演会になってほしい。人口減少、高齢化などの課題はあるが、北秋田市に住んでいる方々が幸せを感じてもらえるような地域づくりのために資する有意義なセミナーになってほしい」などとあいさつを述べました。
また、東北森林管理局の大政康史局長が来賓代表のあいさつを述べました。
今回は、地域の資源(宝)を活かす地方創生2.0始動をテーマに、フォレストエナジー株式会社代表取締役沼真吾氏と、東北小水力発電株式会社代表取締役の和久礼次郎氏による木質バイオマス発電の利活用や、小水力発電の経済効果についてなどの講演が行われ、、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。
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秋田県信用組合北林会長 -
共催者あいさつを述べる津谷市長 -
来賓あいさつを述べる大政局長 -
小水力発電の経済効果についての講演