2025年04月21日
コンテンツ番号18664
犯罪や非行を生まない社会づくりのために取り組む
(2025年4月21日)
北秋田地区更生保護女性会(津谷淳子会長)の創立60周年記念式典が、4月21日(月曜日)に市民ふれあいプラザで開催され、会員および関係者ら約80人が出席し、節目を祝いました。
同会は青少年の保護育成に良き協力者として奉仕できる女性をもって105人で構成し、会員の研修および親睦、更生保護活動に対する理解・協力・援助、保護司会活動への全面的協力、更生保護婦人活動の推進と宣伝、各種機関・団体との連絡・協議、地域社会浄化活動への協力などの事業を行っています。
式典では、オープニングとして会員が御歌を斉唱し、更生保護女性会綱領を唱和しまして、津谷淳子会長が「今日ここに会員の皆さまと共に創立60周年の節目を迎えることができたことを心より感謝申し上げる。小坂浩子前会長の最後の思いが込められた記念誌の寄稿を読み上げ挨拶に代えさせていただく。会員一人ひとりの活動には大きな愛と深い奉仕の心がにじみ出ており、まさに母の姿がそこにあった。今後も他団体との連携を大切にし、急速に進化する時代に対応できるよう研修を積み、活動に生かせるよう頑張る所存である」と代読しました。
続いて、長年にわたり会の活動に貢献のあった、中嶋洋子さん、佐々木敬子さん、花田ヒデさん、高橋玉子さんに感謝状が贈られ、代表して中嶋洋子さんが謝辞を述べました。
次に、津谷市長、上小阿仁村恵比原史副村長、秋田保護観察所の富田潤一所長、北秋田警察署の茂木浩幸署長、北秋田地区保護司会の長岐直介会長が来賓としてあいさつしました。このうち津谷市長は「先ほど長年のご功績が認められ表彰された4人の皆さまに心から感謝とお祝いを申し上げる。また、会員の皆さまにおかれましては60周年という長きにわたり、地域に根ざした更生保護活動を通し明るい地域社会の実現のためにご尽力いただき深く敬意と感謝を申し上げる。最近はスマートフォンやSNSの普及により青少年を取り巻く環境が大きく変化している。今後も青少年の健やかな成長を願い、非行や犯罪から立ち直ろうとする人たちを支え、未然防止の啓発活動などの取り組みにお力沿いを賜りたい」とお祝いを述べました。
このあと、秋田県更生保護女性連盟の齊藤正子会長が「支え合い、共に輝きその先へ」と題して記念講演を行いました。
-
あいさつをする津谷会長 -
謝辞を述べる中嶋さん -
来賓あいさつを述べる津谷市長