2025年04月11日
コンテンツ番号18613
地域を活用した特色ある教育活動を展開
(2025年4月11日)
教育委員会高齢者叙勲伝達式が、4月11日(金曜日)市役所第二庁舎で行われ、瑞宝双光章を受章した津幡進さんに、佐藤教育長から勲記と勲章が伝達されました。(当日はご子息の津幡治久(はるひさ)さんが代理出席)
高齢者叙勲は、公共のために貢献された各界の功労者のうち、春秋叙勲で勲章を授与されていない方で、88歳に達した方に授与されます。
津幡さんは、昭和37年から森吉小学校教諭として教師の道へ進み、昭和38年から昭和63年まで、平本小学校(鹿角市)、米内沢小学校、合川中学校、合川南小学校、浦田小学校、前田小学校の教諭を務めました。平成元年には、小沢田小学校(上小阿仁村)の教頭に昇任。その後、平成5年に浦田小学校校長に昇任し、平成7年には合川東小学校校長を務めました。その間、地域素材を教材化し、地域の人材を活用したり、学校農園や収穫祭、花いっぱい運動、浦田七輪や土器の製作制作など地域の特性を活かした活動をするとともに、保育園、老人クラブとの交流、地域の祭典や子供会に協力、援助するなど、地域の教育力を活用した特色ある教育活動を展開し、「思いやり活動」といった福祉教育などの推進も行いました。
伝達にあたり、佐藤教育長は津幡さんの経歴や功績など紹介しながら「この度の叙勲は、児童一人ひとりの未来を見据え、地域に根ざした教育を実践され、大きな成果を挙げた功績が認められたものと受け止めている。津幡先生の功績を紐解きながら、先生の教育に対する熱い思いを感じている。今後も、私どもへのご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。この度は誠に受章おめでとうございます。健康には十分留意され、いつまでも元気にお過ごしください。」などとお祝いの言葉を述べました。
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伝達式の様子 -
お祝いの言葉を述べる佐藤教育長 -
ご子息の津幡治久さん