2025年04月03日
コンテンツ番号18581
北秋田市消防署の津谷翔さんが救急救命士に合格
(2024年4月4日)
第48回救急救命士国家試験で合格した、北秋田市消防署の津谷翔さんが、4月3日(木曜日)に市役所を訪れ、河田副市長に合格の報告を行いました。
津谷さんは、昨年4月4日から9月30日まで救急救命東京研修所(東京八王子市)で研修を受け、3月30日に行われた国家試験で見事合格しました。(3月31日合格発表)
今後、救急救命士として業務に従事するには病院での実習が必要になります。津谷さんは北秋田市民病院での病院実習を経て、救命現場で活動していきます。
消防本部では、今回合格した津谷さんを含めて有資格者は実働27人となります。
報告をうけて、河田副市長は「これまでも市民の安心安全のために尽力していただいたが、さらに力を蓄え、資格を得たことで、市民の方々に今までの知識と経験を還元できる機会が増えると思う。持てる力を惜しみなく発揮して、市民の皆さんが『このまちに住んで良かった、安心して過ごすことができる』と思えるような社会を一緒につくっていきましょう。この度は資格取得、誠におめでとうございます」などとお祝いの言葉を述べました。
津谷さんは「ここ近年で救急の出動件数が増えてきており、各地方で自然災害などの大規模災害が増加していることから、救命士という存在がより重要になっていくと思う。救命士は救急隊員と比べて、可能な特定行為、救急処置が増える。市民の皆さんのために、病院に到着するまでの間、きちんとした処置を行って、救命率の向上につなげていけるよう励んでいきたい」などと抱負を述べました。
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お祝いの言葉を述べる河田副市長 -
河田副市長に報告する津谷さん -
研修所での体験や試験の大変さについて語る -