2025年04月04日
コンテンツ番号18579
安心安全な交通社会の実現に向けて
(2025年4月4日)
北秋田警察署(茂木浩幸署長)主催の令和7年度春の全国交通安全運動北秋田地区交通安全集会が、4月4日(金曜日)に市民ふれあいプラザで行われました。
春の全国交通安全運動の期間は、4月6日(日曜日)から15日(火曜日)までの10日間でそのうち4月10日を「交通事故死ゼロを目指す日」としています。期間中は普及啓発活動が全国各地で一斉に行われます。
北秋田地区の交通安全集会は、広く市民に交通安全思想の普及・浸透を図り、市民自ら交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけ、交通事故防止の徹底を図ることを目的に行われており、集会には、北秋田地区事業主交通安全推進協会、北秋田地区安全運転管理者協会、北秋田地区交通指導隊連合会、北秋田市・上小阿仁村交通安全母の会、北秋田市・上小阿仁村老人クラブ連合会など、多くの会員や関係者約80人が参加しました。
この日は、市内で発生した交通事故で亡くなられた方に対する黙祷のあと、秋田県交通安全功労者表彰の伝達が行われ、個人で堀部聡さん、鈴木友子さん、団体で北秋田地区交通安全協会栄支部が受賞し、北秋田警察署の茂木浩幸署長からに表彰状が手渡されました。
そのあと、主催者を代表して茂木浩幸北秋田警察署長、黒澤芳彦北秋田地区交通安全協会長があいさつを延べ、このうち茂木署長は「県内の交通情勢を見ると、当所管内では交通事故発生件数、死者数、負傷者数ともに昨年より減少しているが、残念ながら2月9日に自動車と自転車が衝突する死亡事故が発生した。県内で発生している事故の傾向をもとに、横断歩道での歩行者ファースト意識の浸透、自転車利用者に対するヘルメット着用の促進などの交通安全対策を強化していかなければならない。皆さまにも、交通事故抑止のためご協力をお願いしたい」などとあいさつしました。
続いて、来賓を代表して北秋田市河田浩文副市長、上小阿仁村恵比原史副村長があいさつを述べ、このうち河田副市長は「本日表彰を受けられた皆さま、誠におめでとうございます。去る2月9日未明に、本市において1名の方が交通事故により尊い命を落とされるという痛ましい事故が発生した。今後とも関係各署と連携を深めながら、北秋田地区の交通安全をより一層推進し、交通事故防止の取り組みをさらに強化していかなければならないと感じている。今回の交通安全運動の重点項目である『こどもの交通事故防止』に向け、通学路の見守りや声掛けなど地域の力を結集して子どもたちの安全確保にご協力を申し上げる。本日の集会を契機として、交通安全への意識を高めていただきたい」などとあいさつしました。
最後に、秋北航空サービス株式会社でグランドハンドリングとして勤務する植村さつきさんに一日警察署長の委嘱状が交付され「交通ルールを守り、交通事故のない安全安全な北秋田市をみんなでつくりましょう」などと話されました。
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交通安全功労者の堀部聡さん -
交通安全功労者の鈴木友子さん -
北秋田地区交通安全協会栄支部 -
あいさつを述べる茂木北秋田警察署長 -
あいさつを述べる黒澤会長 -
あいさつを述べる河田副市長 -
あいさつを述べる恵比原副村長 -
一日警察署長委嘱状交付