2025年03月24日
コンテンツ番号18548
地域防災活動の中核として
(2025年3月24日)
秋田県防災士養成事業を活用した「防災士」資格の取得報告が3月24日(月曜日)に市役所本庁舎で行われ、このたび資格取得となった成田淳子さん(三里)と清水道広さん(鎌沢)が津谷市長に報告しました。
秋田県防災士養成事業は、県民の防災に対する意識の啓発、知識および技能習得や向上を図るために、地域での防災活動の中核となる人材を育成し、地域の防災力向上を目的として令和5年度から実施されています。秋田県内の防災士登録者数は、2月末時点で1,859人となっています。
成田さんと清水さんは、昨年12月21日、22日に秋田県防災士養成研修を受講し、今年2月25日に防災士として認定されました。
成田さんは「これまでも防災の勉強をしてきたが、防災士になったことで責任も重くなり、何より地域の皆さんが安心な気持ちになっていただけたらうれしく思う。これからも学びを続け、共有して、発信していくことが私たちの仕事だと思っている」、清水さんは「防災士の役割は望まない事態となったときと思うが、万が一に備えて自身の知識を深めていく、そのことで有事の際に力を発揮できるように今後も自分を高めていきたい」などと、それぞれ津谷市長に報告しました。
2人から報告を受けた津谷市長は「大変うれしい報告。見事に防災士という難関を突破され、地域においても防災意識が高まりよい刺激になるものと思う。これから防災リーダーとして地域の方々をけん引してほしい。」などと話しました。
市総務課危機管理係では、「各地域で高齢化が進み、防災活動の中核となるべきリーダーが不足現状となっている。本市でも防災士の育成に努めながら、自主防災組織の組織率向上とあわせて地域防災力の向上に努めていきたい」としています。
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報告する成田さん -
報告する清水さん -
報告を受けながら地域の状況なども説明 -
2人への労いとあいさつする津谷市長