2025年03月11日
コンテンツ番号18507
地域林業の持続的発展に向けて
(2025年3月11日)
北秋田市の森林・林業関係者による令和6年度の森林・林業意見交換会が、3月11日(火曜日)に市役所第二庁舎で開催されました。
林業は成長産業として期待が高まっているものの、後継者、担い手、従事者の人材不足などが問題となっており、市産材の利用促進を図るためには、事業者間の連携が重要とされています。
はじめに、津谷市長が「近年、林業を取り巻く環境は大きく変化している。燃料等エネルギーや原材料の価格の高騰に加えて、自然災害の影響も深刻化している。こうした厳しさの中で、地域林業を持続的に発展させていくためには、関係者の皆さまと課題を共有し、新たな視点を取り入れながら柔軟に対応していくことが求められている。本市としても、地域の林業と木材産業の振興に向けた施策を進めてまいりたい。森林整備の推進や木材利用の拡大は、持続可能な社会の構築に貢献するだけではなく、地域経済の活性化にもつながる重要な取り組みとなる。そのため、特に重要であるのが、このような意見交換の場。現場の第一線で活躍される皆さまの生の声を伺いながら、課題を共有するとともに施策の方向性を探ってまいりたい」などとあいさつを述べました。
このあと、事務局担当者より新年度の秋田県事業概要、林道関係事業、市有林等事業、森林経営管理制度などの事業説明があり、地域林業の抱える課題などについて意見交換が行われました。
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あいさつする津谷市長