2025年01月24日
コンテンツ番号18350
田んぼアートに関わったみんなの思いを力に
(2025年1月24日)
3月に高校入試を控えた秋田内陸線沿線の中学3年生を対象に、田んぼアート会場で収穫されたあきたこまちを「合格祈願米」として激励しようとする贈呈式が、1月24日(金曜日)に北秋田市役所阿仁庁舎で行われました。
この贈呈式は秋田内陸地域公共交通連携協議会が企画したもので、秋田内陸縦貫鉄道株式会社の吉田裕幸代表取締役社長から、北秋田市教育委員会の佐藤昭洋教育長と仙北市教育委員会の須田 喬教育長、地元の義務教育学校阿仁学園(後期課程)9年の荒川遥茉さんと、同じく沿線にある桧木内中学校(仙北市)3年の門脇颯大さんに1人あたり2合とする「合格祈願米」の目録が贈呈されました。
贈呈にあたり、吉田代表取締役社長が「日ごろより内陸線を応援いただき感謝を申し上げる。今日は、12年間続いている田んぼアートで収獲されたお米を皆さんにプレゼントしたいということでお集りいただいた。この田んぼアートは、日本に他に例のない5か所で、地域の皆さんの手で思い、育て、磨き上げて取り組んでいる力のある事業で、秋田県が全国に誇れる一大イベント。『持続可能』というキーワードが時代の求めになりつつあるが、そうした意味でもこの地域の力となり、皆さんが支えてくれていることが大きな価値でもある。そこで採れたお米がぜひ皆さんの力になり合格してほしい」などとあいさつし、両市の教育長と生徒代表に贈呈しました。
贈呈を受けて両市の教育長があいさつし、北秋田市の佐藤教育長は「この『合格祈願米』を食べて必ず合格をつかみとるものと信じている。田んぼアートに関わった沿線の小学生や地域の方々みんなの思いをかみしめて実力を発揮してほしい。本日は、受験生への贈呈に感謝を申し上げる」などと感謝と激励の言葉を述べました。
続いて、両市の生徒も代表してあいさつし、阿仁学園9年の荒川遥茉さんはダジャレも交えながら「米だけに、この『合格祈願米』を食べて毎(米)日集中して勉強し、全員合格という目標にまい(米)進していきたい。そして、受験本番には幸運が舞い(米)込むよう頑張ります。毎(米)日モリモリ食べて頑張ります!」などと感謝と決意を述べました。
この「合格祈願米」は、北秋田市の鷹巣中学校、合川中学校、森吉中学校、義務教育学校阿仁学園(後期課程)、仙北市の角館中学校、桧木内中学校、西明寺中学校、神代中学校、生保内中学校の9校の受験生に贈られます。
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あいさつする吉田代表取締役社長 -
吉田代表取締役社長から両市の代表者に手渡される -
目録を受け取る佐藤教育長 -
「合格祈願米」を受け取る荒川さん -
両市の生徒代表に「合格祈願米」の贈呈 -
お礼の言葉を述べる佐藤教育長 -
お礼と決意の言葉を述べる荒川さん -
沿線の受験生に贈呈された田んぼアート「合格祈願米」