2025年01月09日
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海外経験を活かした革新的な農業
(2025年1月9日)
11月14日に行われた令和6年度農事功績者表彰にて、本市の藤嶋佐久榮さんが緑白綬有功章を受章し、1月9日(木曜日)に市役所本庁舎を訪れ、津谷市長に受章の報告をしました。
農事功労者表彰は、公益社団法人大日本農会(総裁・秋篠宮文仁親王)が、農業・農村の振興発展に功績のあった方々に表彰しているもので、明治27年から行われています。受章者は都道府県知事等から推薦され、審査委員会で慎重に審査された後に理事会の議決で決定されます。
藤嶋さんは、海外技術を参考として北海道産の株を冷凍保存後に加温させる革新技術を確立し、コゴミを通年出荷し、モミジの葉はつまものとして生産し、初物産地として市場の地位を確立しました。また、自社生産した農産物を使った加工品開発など、地域資源を活用した6次産業に尽力し、さらに、地域内の人材の積極的な雇用や新規就農者に対する技術や経営に関する研修により担い手の確保に貢献しました。以上のことから藤嶋さんは今回表彰されました。
受章を受けて藤嶋さんは「このような名誉ある賞をいただけて大変嬉しい。これからも野菜づくりや新規就農者の教育を通じて地域のためにがんばっていきたい」などと感想を述べました。
津谷市長は「この度は受章おめでとうございます。海外経験やそこで学んだ技術を参考に、新たな方法を生み出す藤嶋さんの発想力と農業への熱意に感動した。今後もお身体には十分に気をつけて、農業に励んでください」などとのお祝いの言葉を述べました。