2025年01月08日
コンテンツ番号18293
医療教育・地域医療の充実に貢献
(2025年1月7日)
令和6年度環境・保健事業功労者表彰の医療功労者として受賞された齋藤浩太郎さんが市役所本庁舎を訪れ、津谷市長に受賞報告しました。
この取り組みは、県民の健康づくり、衛生水準の向上および生活環境の改善に貢献されている方を表彰し、県民の健康づくりや衛生・環境等に対する意識高揚を図ることを目的に開催されています。
今回受賞された齋藤さんは、平成16年から現在まで20年間にわたって、北秋田市国民健康保険合川診療所所長として、住民の診療を行うと同時に、往診・訪問診療にも積極的に取り組み、介護福祉施設等の嘱託医として労働衛生環境の向上に貢献しているほか、合川地区の小中学校校医としても長年活動しています。
また、地域医療の発展には教育が必要との信念をもち、診療所のかたわら、秋田大学医学部の臨床教授として学生の教育に携わり、多くの医師育成に尽力しました。旧公立合川高等学校に開設されていた介護福祉課では、基礎看護医学等の授業を行い、地域における介護福祉事業の担い手育成にも貢献しています。今回、これまでの活動が認められ受賞されました。
齋藤さんは「このような素晴らしい賞をいただくことができて大変嬉しい。皆さまからのご指導とご支援に報いることができるようにさらに研鑽を積み、これからも住民の方々の健康を守るべく努力を積み重ねていきたい」などと報告しました。
津谷市長は「この度、医療功労賞という大変名誉ある賞を受賞されたことに心からお祝い申し上げる。少子高齢化が進む本市において診療所は地域になくてはならない存在である。齋藤さん自身の健康にも十分留意しながら、今後も後世の医師育成や地域医療の発展に取り組んでいってほしい」などとお祝いの言葉を述べました。