2024年11月26日
コンテンツ番号18108
栄養バランスのとれた学校給食に理解を深める
(2024年11月26日)
市内の小中学校で児童生徒に提供している学校給食に理解を深めてもらおうと「学校給食試食会」が11月26日(火曜日)に「もりよし学校給食センター」で行われ、12人の参加者が児童や生徒たちが食べている学校給食を味わうとともに栄養バランスのとれた給食提供への理解を深めました。
給食は「学校給食法」に基づき教育活動の一環として全国で実施されていて、成長期にある児童生徒の心身の健全な発達のため、栄養バランスの取れた食事を提供するとともに、望ましい食習慣と食に関する実践力を身につけさせる「食育」的役割も担っています。
試食に先立ち、市教育委員会の金澤誠教育次長が「もりよし給食センターでの試食会にご参加いただき感謝を申し上げる。この試食会は、学校給食に対して理解を深めていただくことを目的に、市民の皆さま向けに初めて開催した。給食センターは、3校に提供している鷹巣北部学校給食センター、2校と比内支援学校に提供している鷹巣南部学校給食センター、5校に提供しているこのもりよし学校給食センターの3つがあり、児童生徒や教職員へ1日あたり1,800食弱の給食を提供している。本日は、子どもたちに提供している栄養バランスの取れたおいしい給食をお楽しみください」などとあいさつしました。
この日に提供された献立は、ヤンニョムチキン、炒めもやしナムル、チンゲンサイの中華風スープ、ごはん、牛乳で、中学生に提供している分量となっています。もりよし学校給食センターによると、子どもたちに大人気の「ヤンニョムチキン」は、豆板醤を使用して水あめで甘さを出しているのが同センターの特徴となっていて、カルシウムや鉄分が豊富に含まれているチンゲンサイと、しょうがを使用した寒い季節にぴったりの体の中から温めてくれるスープを組み合わせています。
また、この日の献立の「ヤンニョムチキン」と「チンゲンサイの中華風スープ」は、栄養士からのおすすめメニューとして、参加者へレシピも提供されました。
参加者からは、「給食の地産地消の取り組みは」などの質問や、「毎月の献立のネーミングがおもしろい」、「とてもおいしい」などといった感想がだされるなど、日ごろ子どもたちに提供している学校給食を味わいながら理解を深めていました。
学校給食センターでは、保護者をはじめ市民の皆さまに学校給食に対して、よりご理解を深めていただくために、今後もこのような機会を設けたいとしています。
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あいさつする金澤教育次長 -
学校給食を試食する参加者の皆さん -
学校給食を試食する参加者の皆さん -
学校給食を試食する参加者の皆さん -
調理場の様子を見学する皆さん -
本日の学校給食の試食メニュー