2024年11月27日
コンテンツ番号18107
出土品が3次元空間に浮かび上がる鑑賞システムを体験
(2024年11月27日)
伊勢堂岱遺跡では、昨年度より「伊勢堂岱キューブ」という、出土品が3次元空間に浮かび上がる鑑賞システムを導入していますが、これをさらに発展させた「みどころキューブMR体験」の実証実験を実施しています。
11月27日(水曜日)に、鷹巣中学校1年4組の生徒(山田理校長、26人)を対象に、大日本印刷株式会社(DNP)の社員による「みどころキューブMR体験」が同校体育館で行われました。
「MR」とは、「Mixed Reality(ミックスド・リアリティ)」の略で、専用のゴーグルを着用することで、土器などの出土品が浮かんでいる空間に入り込んで鑑賞できるシステムです。文化財やアート作品の新しい鑑賞方法として注目されており、より高い没入感が得られることが特徴です。
鷹巣中学校の生徒たちは、6人1グループごとにヘッドマウントディスプレイを着用すると、MR鑑賞ならではの浮かび上がる土器や出土品、ジェスチャーでの操作など、デジタル技術による伊勢堂岱遺跡の新しい文化鑑賞体験を楽しみました。
この実証実験は10月22日(火曜日)から令和7年2月28日(金曜日)までの期間に、大日本印刷株式会社のご協力のもと実施しています。ぜひこの機会に多くの皆さまに伊勢堂岱縄文館へお越しいただき、進化した伊勢堂岱キューブをお楽しみください。