2024年11月25日
コンテンツ番号18099
市議会12月定例会に妊産婦の応援予算など
(2024年11月25日)
令和6年11月の津谷市長の記者会見が、11月25日(月曜日)に市役所本庁舎で行われました。
津谷市長の会見概要は次のとおりです。
1.令和6年 北秋田市議会 12月定例会
2.「きたあきた出産まるっと応援事業」
3.「伊勢堂岱遺跡ジュニアシンポジウム」の開催
4.「就職・移住フェア&交流会」
5.北秋田市民病院の病棟再編
1.令和6年 北秋田市議会 12月定例会
北秋田市議会12月定例会を12月5日(木曜日)に招集します。
今定例会には、承認1件、「刑法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」をはじめとする条例案3件、補正予算案6件、「市道路線の認定について」をはじめとする単行議案5件の計15件の提案を行います。
概要は、議会運営委員会に総務部長から説明をさせていますが、特に一般会計補正予算案は、既定の予算の総額に4億7,151万6千円を追加して、予算の総額を275億2,598万5千円とするものです。
一般会計補正予算案の主な歳出は、○全国高等学校駅伝競走大会出場補助金として100万円、○大館能代空港利用促進事業補助金(追加分)として1,358万円、○きたあきた出産まるっと応援事業(妊産婦支援事業)として766万円、○道路等維持事業(工事発注時期平準化)として5,000万円、○教師用教科書・指導書購入事業として1,046万3千円、○旧阿仁中学校校舎解体工事として1億6,721万6千円、○阿仁体育館解体工事として6,702万3千円、○学校給食賄材料費(追加分)として127万1千円を計上します。
2.「きたあきた出産まるっと応援事業」
北秋田市民病院で令和7年4月から分娩の取り扱いを中止することに伴い、妊産婦さんとご家族の身体的・経済的負担を和らげ、安心して出産していただくための支援策として、新規事業となる「きたあきた出産まるっと応援事業」を令和7年1月から実施することとし、12月定例会に関連予算を上程します。
この略して“まるっと”事業は、「妊産婦通院サポート事業」「妊産婦あんしんタクシー助成事業」「マタニティ119事業」の3つの事業を柱として、ソフト事業に「よりそい妊婦訪問事業」「プレママ☆パパ相談室開設事業」の2つを加えて、合計5つの事業で構成されています。
3本柱の事業概要として、「妊産婦通院サポート事業」は、分娩中止に伴い、かかり増しとなる通院費相当分として10万円を給付するほか、付添人1人を含む出産に係る待機宿泊費の実費の支援、既にお子さんがいらっしゃる場合は、ご兄弟の預かりに係る経済的な支援を行う内容となっています。
「妊産婦あんしんタクシー助成事業」は、通院等で市内のタクシーを利用するときの料金を負担するものです。
「マタニティ119事業」は、消防機関への事前登録により、緊急時におけるスムーズな搬送体制を確保するものです。
「きたあきた出産まるっと応援事業」のネーミングには、ご家族はもちろん、行政や地域の方々、事業者など、“まるっと”北秋田の全部で、子育て世帯を全力で応援していこうという思いが込められています。
北秋田市は、子育て世代に一番やさしいまちを目指して取り組んでいきますので、地域の皆さまのご理解とご協力をお願いします。
事業内容は、医療健康課(Tel.62-6626)までお問い合わせください。
3.「伊勢堂岱遺跡ジュニアシンポジウム」の開催
今年度で結成10周年を迎えるジュニアボランティアガイドのこれまでの歩みを振り返り、今後の活動意欲向上を目的とした「伊勢堂岱遺跡ジュニアシンポジウム」が、12月1日(日曜日)に市民ふれあいプラザで開催されます。
このシンポジウムは、企画・運営を子どもたちが主体となって行っていて、今年度の活動報告や意見発表、ガイドOBやOGが世界文化遺産登録になるまでの思い出や遺跡の未来について語り合う内容を予定しています。
ぜひ多くの皆さまに会場へお越しいただきますようご案内します。
4.「就職・移住フェア&交流会」の開催
12月28日(土曜日)に、市民ふれあいプラザで市内企業の人材確保と移住定住の促進を目的とした「就職・移住フェア&交流会」を開催します。
このイベントは、ハローワーク鷹巣との共催で、帰省者が多く見込まれる年末に毎年開催していて、移住支援制度の説明をはじめ、移住を希望される方や仕事を探している方の就職相談も行っています。
また、当日参加している事業者から仕事内容の説明を直接受けられるほか、今年は移住定住ネットワーク「スムスム」による移住者交流会も開催されます。
申し込みは不要となっていますので、北秋田市への移住や市内での就職・転職をお考えの方など、お気軽にご来場いただきたいと思います。
5.北秋田市民病院の病棟再編
北秋田市民病院では、新たな病院理念のもと、次世代に繋ぐ持続可能な病院づくりに向けて、令和7年4月より、現在の4病棟から3病棟に再編して運用することになります。
病棟再編により、効率的な看護配置と各病棟の医療スタッフ配置増が実現することで、看護サービスの向上が図られるとともに、職員の処遇改善や働き方改革への対応として時間外勤務の減少が期待されます。
病棟のダウンサイジングとなりますが、現状の入院患者数に対応可能な病棟病床数であるため、入院受け入れ能力に変更はなく、新規入院の受け入れを止めることや、入院している患者さんが転院を求められることはありませんので、今までどおりにご利用できます。
市では、引き続き病院開設者の責務として、指定管理者である厚生連とともに経営の視点も念頭に入れながら、地域医療の拠点として病院運営に最善を尽くしてまいりますので、今後とも地元の病院としてご利用いただきますようお願いします。