2024年11月15日
コンテンツ番号18040
向黒沢集落が農林水産大臣賞を受賞
(2024年11月15日)
豊かな村づくり全国表彰受賞報告が11月15日(金曜日)、市役所第二庁舎で行われ、むらづくりで優秀な成績を収めたとして農林水産大臣賞を受賞した向黒沢集落(自治会長:浅村廣美)の法人関係者など8人が津谷市長に報告しました。
この事業は、農山漁村における「むらづくり」の優良事例の表彰を行うことにより、むらづくりの全国的な展開を助長するとともに、地域の連帯感の醸成やコミュニティ機能の強化を図り、農林漁業及び農山漁村の健全な発展に資することを目的に、農林水産祭表彰行事の一部門(むらづくり部門)として昭和54年度から実施しています。
このたびの受賞は、若い担い手が集い、生涯現役の住民たちと共に山間部の農地・林地を守り継ぐとした取り組みとして、農業生産面では、平成22年に法人を設立し農地の集積・集約化と併せて園芸作物の生産等に取り組む複合経営を実施・実践していること。生活・環境整備面では、クマなどの獣害に対応するため農地周辺の草刈り、クマ対策の学習会の実施など、むらづくりのための自主的な努力と創意工夫、合意形成、推進体制の整備、運営の状況、地域農林業の振興と担い手の育成の寄与状況などが評価されたものです。
向黒沢自治会の浅村廣美会長は「皆さまのおかげこのような大変光栄な賞をいただくことができた。今後は活性化のために若い方をもっと入れて担い手の育成にも力を入れていきたい」などと受賞の喜びを話しました。
報告を受け、津谷市長は「農林水産大臣賞を受賞された皆さまに心からお喜びを申し上げる。インフラが整ってきても集落に住む方々が、農業や林業だけでなく地域の保全や働き手の確保、クマ対策などにも努めないといけない状況。向黒沢集落のような取り組みが、今後人口減少が進む農村を維持するためのモデルになっていくと思うので、皆さんにはこれまで以上に地域づくりに励んでいただきたい。市としても、このような立派な賞をいただいたことは誇りであると同時に、皆さんが暮らしやすく仕事をしやすい環境をつくっていきたい」などとお祝いを述べました。
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あいさつをする浅村自治会長 -
あいさつをする津谷市長