第24回子どもたちの伝承芸能合同発表会

地元芸能の継承に子どもたちが尽力

（2024年11月16日）

第24回子どもたちの伝承芸能合同発表会が11月16日（土曜日）に合川公民館で行われ、4団体の子どもたちが伝承芸能を披露しました。

この発表会は、青少年育成北秋田市民会議（中嶋俊彦会長）が取り組んでいる事業で、伝承芸能活動に取り組んでいる子どもたちを励まし、郷土に対する誇りを持たせるとともに、子どもたちの健全な成長を願って、平成11年度から開催されています。

開会にあたり、主催者を代表して中嶋会長が「北秋田市では少子高齢化が進み、伝承芸能においては、指導するリーダーの高齢化で指導スタッフが集まらず、担い手となる子どもたちの数も減少している。しかし、そのような社会状況の中でも、子どもたちは伝承芸能を継続できるように一生懸命頑張っている。本日は、日ごろの成果を精一杯発揮して、力強い演舞をみせてください。そして会場の皆さんは、子どもたちに盛大な拍手を送り、子どもたちの日々の頑張りを労い、励ましてください。最後になりますが、我々、青少年育成北秋田市民会議も伝承芸能の存続に努めて参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」などとあいさつを述べました。

この日は、駒・奴踊り（あいかわ保育園の皆さん）、奴踊り（合川小学校の皆さん）、比立内獅子踊保存会比靖会駒踊り（比靖会駒踊りの皆さん）、福田獅子舞（福田獅子舞保存会の皆さん）の4団体が伝承芸能を披露され、迫力ある演舞や演奏に会場は大きな拍手と活気に満ちあふれました。