2024年11月03日
コンテンツ番号18001
尾木ママ流 共感子育て ~みんなでつくろう子どもが育つまち~
(2024年11月3日)
市制施行20周年記念事業の「子育て応援講演会」が11月3日(日曜日)に文化会館で開かれ、子育てに関心のある多くの皆さんが参加して「共感子育て」に理解を深めました。
記念事業として講師にお迎えした教育評論家の尾木直樹さんは通称「尾木ママ」で知られ、現在は法政大学名誉教授や東京都立図書館名誉館長などを務めていています。子育てや教育に関するアドバイスのほか、著書やメディア出演を通じて、多くの親や教育関係者に対して的確な助言と深い洞察をもたらすなど、率直で明快なメッセージは多くの人々に支持されています。
講演に先立ち、津谷市長が「市制施行20周年を記念して開催した講演会に、多くの皆さまにご参加いただき感謝を申し上げる。本日は、様々なメディアや執筆活動などでご活躍の教育評論家・尾木直樹先生を講師にお迎えしてのご講演に、先生からご快諾をいただき心から感謝を申し上げたい。昨年4月に施行された『こども基本法』では、こどもの利益を最優先に考えた取り組みや、政策を国の中心に据える『こどもまんなか社会』の実現を目指す基本理念が示された。この理念は、こどもや若者の権利が保障され、こどもを誰一人取り残さず、健やかな成長を社会全体で後押しするということで、将来にわたって幸せに生活できる社会を築こうとするものである。本市では、昨年から『こども課』を創設し、幼児期から切れ目のない支援体制により、こどもを産み育てやすい環境づくりに努めていて、今年度は、こども、若者への健やかな成長への支援や少子化、貧困対策など、幅広いこども政策に関する基本的な方針を定める『こども計画』の策定に取り組んでいる。本日は、こどもとのより良い関わり方や健やかに成長できる社会への実現のために、地域が果たすべく役割について深く考えていただく機会となれば幸いである。尾木先生の貴重なお話しが、皆さまの理解を深め、次世代を担うこどもたちの健やかな成長につながることを願っている。少子高齢化が進展する中、本市でも子育て施策をさらに充実させ、安心して子育てができるように取り組んでまいりたい」などとあいさつしました。
このあと、司会進行が尾木さんを紹介すると、尾木さんは会場中央から歩きながら参加者たちとハイタッチしながら登場。ステージ上では、メディアなどでもお馴染みの尾木ママ流の語り口調で会場の笑いも誘うなど、自身の体験談も交えながら共感する子育てなどについて講演されました。
最後には、ステージから降壇して、会場の参加者たちに囲まれながら記念写真の撮影となりました。
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あいさつする津谷市長 -
会場中央から尾木さんが入場 -
メディアなどでもお馴染みの尾木ママこと尾木直樹さん -
「共感子育て」をテーマに講演する尾木さん -
熱く語る尾木さん -
参加者たちとのトークも -
参加者たちとのふれあい -
会場全員での記念撮影