2024年09月30日
コンテンツ番号17883
食と健康をテーマに今後も活動
(2024年9月30日)
令和2年10月に着任し、4年間北秋田市地域おこし協力隊の移住コーディネーターとして活動した阿部夏代さんの退任式が、9月30日(月曜日)に北秋田市役所で行われました。
阿部さんは、新型コロナウィルス感染症の感染拡大を受けて、働き方を見直し、今後は自身のやりたいこと、できることをしたいという思いから地方への移住を決意しました。そして、自らの移住経験をもとに、移住者のケアなど、移住定住の促進に貢献したいと考え、地域おこし協力隊に応募しました。
着任後は、移住コーディネーターとして、移住定住促進住宅の維持管理や東京で開催された移住フェアでの相談対応等の活動や、COKs(コックス)の一員として、他市町村の隊員と協働して特産品を持ち寄ったスイーツビュッフェを開催して市のPR活動を行ったり、市内の農家「ふかさわファーム」が販売する「SISIMASU(ししとう味噌×つぶマスタード)」の商品開発に参加されたりしました。
さらに、個人の活動として野菜ソムリエの資格を活用した野菜作りや料理教室を行ったほか、国際中医薬膳師の資格を取得して、市内外で薬膳料理に関する講座を開催するなど、食を通じた健康づくりに取り組みました。退任後は、北秋田市内で薬膳知識を活かした取り組みを展開していく予定です。
退任にあたり津谷市長は「また北秋田市で頑張っていただけるということで、大変嬉しい。食を通じて体の健康づくりという大きな夢と行動力をもって地域のために取り組んでくれた。退任してからも自身の道をしっかりと歩み続けてほしい」などと話しました。
阿部さんは「北秋田市に来てから、地元の方々にあたたく迎えてもらい、薬膳をはじめ、たくさんのものに出会った。これからは北秋田市に学んだことや経験したことをお返しできるような取り組みをしていきたい。4年間本当にお世話になりました」などと感謝の気持ちを述べました。