2024年08月23日
コンテンツ番号17757
戦没者の英霊の遺徳を偲び、平和の誓いを新たに
(2024年8月23日)
令和6年度の北秋田市戦没者追悼式が8月23日(金曜日)に市文化会館で行われ、戦没者の遺族や関係者が黙とうや献花を行い、戦没者の冥福を祈るとともに恒久平和を祈念しました。
戦没者追悼式は、第二次世界大戦で亡くなられた市出身者を追悼し、恒久平和を祈念するために行われており、市出身の戦没者は約1,700人とされています。
この日の式典では、拝礼と国歌斉唱に続き黙とうを行い、戦没者への哀悼の祈りを捧げたあと、主催者を代表して津谷市長が「戦没者追悼式を挙行するにあたり、戦没者各位の御霊に対し謹んで哀悼の誠を捧げます。数多くの尊き命が犠牲になった先の大戦から、79年の歳月が過ぎ去りました。市関係戦没者、1,700余りの方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。今日の繁栄も、平和な生活も、戦争によってかけがえのない命を落とされた方々の重く尊い犠牲と、癒される事のない悲しみに耐え、幾多の困難を克服してこられたご遺族の皆さま方のご苦労のうえに築かれていることを、決して忘れてはなりません。時の流れとともに戦争を知らない世代が増え、戦争の体験と記憶の風化が危惧される一方で、世界に目を向けると未だ争いは絶えることなく、平穏な日常が脅かされる状況が続いています。改めて、戦争の悲惨さ、平和の尊さを風化させることなく次の世代に継承する責務を果たし、恒久平和の実現に向け全力を尽くすことを、皆さまとともにお誓い申し上げます」などと式辞を述べました。
続いて、佐竹秋田県知事の代理として北秋田地域振興局長、堀部壽北秋田市議会議長、高橋久雄北秋田市遺族連合会会長からそれぞれ追悼のことばが述べられました。
式の最後には、来賓や遺族代表、市議会議員などがステージ中央に飾られた祭壇へ、客席の遺族関係者などがホール内の献花台へ献花と拝礼し、戦没者の冥福を祈りました。
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出席者全員で戦没者への拝礼と黙とうを行う -
式辞を述べる津谷市長 -
追悼のことばを述べる堀部市議会議長 -
献花・拝礼する来賓と遺族の皆さん -
献花・拝礼する遺族の皆さん -
献花・拝礼する遺族の皆さん