2024年07月29日
コンテンツ番号17670
大雨による被害状況や、夏季イベントなどを説明
(2024年7月29日)
令和6年7月の津谷市長の記者会見が、7月29日(月曜日)に市役所本庁舎で行われました。
津谷市長の会見概要は次のとおりです。
1.7月24日からの大雨による市内の被害状況等
2.新たな誘致企業
3.伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイド
4.北×国プロジェクト「サマーフェスタ2024 in 北欧の杜公園」
5.夏季観光イベント
6.北秋田市 夜間企業見学会
7.台湾トップセールス
1.7月24日からの大雨による市内の被害状況等
はじめに、被災されたすべての皆さまにお見舞いを申し上げます。
この度の大雨では、25日(木曜日)午後8時42分に大雨警報。その後、午後9時5分に土砂災害警戒情報が発表され、警戒にあたってまいりましたが、阿仁合で1時間降水量94.5ミリメートルと観測史上1位を更新するなど、記録的な大雨により、阿仁地区を中心に土砂崩れに伴う国道105号、市道、秋田内陸線に被害が発生したほか、住家にも被害が発生しました。
26日(金曜日)午後9時49分に警報が解除されたものの、秋田地方気象台からは再び大雨警報発表の可能性が高いとの情報があり、また、市内各地で地盤が緩んでいるところもあると見込まれたことから、27日(土曜日)午後4時、市内6か所に自主避難所を開設して対応をしたところです。
他にお気づき、心配される場所等がございましたら総務課危機管理係(TEL:62-6602)へお知らせいただきますようお願いするとともに、引き続き今後の気象情報に注意しながら、早めの行動で万全を期していただくようお願いします。
2.新たな誘致企業
本市へ新たに事業所を立地し、誘致企業の仲間入りをした企業を紹介します。
1社目は、IT企業の「株式会社ぴーぷる」様です。
同社は、高いIT技術力により、業務用WEBシステムの開発やDX支援事業に取り組んでいる企業で、北秋田のオフィスでは、ソフトウェア受託開発のほか、将来この地で活躍されるITエンジニアの育成、IT技術を有するAターン者などの採用にも積極的に取り組んでいくこととしています。
2社目は、継業・事業承継事業を行う「ココホレジャパン株式会社」様です。
同社は、事業承継を起点とした地方創生事業に取り組んでいる企業で、本市の秋田継業サポートセンターでは、市内の承継ニーズの掘り起こしや相談対応、また、事業承継に関する連携協定を締結した各機関との調整を行うほか、今後は北東北の拠点として展開していく予定です。
市としては、両社の進出により、将来この地で活躍されるITエンジニアの育成と、本市が抱える後継者や担い手不足などの課題解決につながることを大いに期待しているところです。
また、阿仁前田地区で操業しています「桜庭木材株式会社」様が「株式会社ヤマハミュージッククラフト秋田」に社名変更し、生産拠点を増強する方針を打ち出したことに伴い、新たに秋田県の誘致企業に認定されました。
同社は、グランドピアノなどの構造材やアクション材のほか、バイオリンやチェロなどの部品も手がけていて、この北秋田市で作られた小さな部品が楽器として組み立てられ、国内のみならず世界中で愛されていることを思うと大変誇らしい限りです。
3.伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイド
8月3日(土曜日)から18日(日曜日)までの土日祝日、13日から15日のお盆期間中、伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイドが活動します。
ジュニアボランティアガイドは、小学生から高校生までの児童生徒が遺跡の案内を行うもので、伊勢堂岱遺跡の大きな特色の一つとなっています。
今年度は、小学4年生から高校3年生までの44人が登録していて、来場者に遺跡の特徴や魅力を丁寧に説明します。
子どもたちが事前研修などで勉強した成果を披露する場でもありますので、市内外からぜひ多くの皆さまに伊勢堂岱遺跡を訪れていきただきたいと思います。
4.北×国プロジェクト「サマーフェスタ2024 in 北欧の杜公園」
8月10日(土曜日)から12日(月曜日)までの3日間、北×国プロジェクト「サマーフェスタ2024」が県立北欧の杜公園を会場に開催されます。
「北×国プロジェクト」は、昨年10月に友好交流都市の東京都国立市で開催された交流会がきっかけとなって誕生したもので、これまで北秋田市と国立市両市の若者が中心となり市民交流イベントなどを行ってきました。
今回のサマーフェスタでは、なべっこ広場での「100人バーベキュー」をはじめ、キッチンカーの出店やハンドメイド作品の物販コーナー、野外ステージイベントなど、様々な催しが企画されています。
また、国立市民との交流の一環として、一橋大学を中心に10人以上の大学生が参加し、「一緒に夏休みの宿題を考えるコーナー」なども企画されていて、大人も子どもも楽しめる内容となっています。
ぜひ市民の皆さまも会場に足を運んでいただき、国立市民との交流を楽しんでいただきたいと思います。
5.夏季観光イベント
お盆期間中に市内で開催される観光イベントを紹介します。
8月14日(水曜日)、合川公民館前および合川橋付近の堤防を会場に「合川まと火」と「合川ふるさとまつり」が今年も開催されます。
「合川まと火」は、合川地区の全戸から集めた「ダンボ」と呼ばれる布の玉を堤防に設置し、たいまつで火を灯すことで、先祖供養、無病息災、五穀豊穣などを祈る伝統行事です。
「合川ふるさとまつり」は、合川地区最大のお祭りとして地域住民に親しまれており、通り踊りや郷土芸能合川太鼓、屋台の出店などが予定されています。
同じく16日(金曜日)には「第62回阿仁の花火大会」が阿仁河川公園を会場に開催されます。
「阿仁の花火大会」は、会場の地形を生かした体感花火として、山々に花火の轟音が響き渡る阿仁ならではの特別な花火大会です。
今年は「協業組合三交モータース商会」様よりいただいた寄附金の一部を活用し、超特大スターマインやワイドスターマインが打ち上げられる予定となっています。
また、くまくま園では、リニューアル10周年を記念した「園内回遊型~謎解きイベント」を現在実施していて、10日(土曜日)から15日(木曜日)までは「ひぐまの運動場探検とエサ隠し」が行われます。
以上、3件をご紹介しましたが、今年も好天に恵まれて市内外から多く皆さまに本市を訪れていただき、心に残る素晴らしい夏の思い出を作っていただきたいと思います。
6.北秋田市夜間企業見学会の開催
全国的に様々な業種で人手不足が深刻化する中、市内の学生をはじめ求職者の地元雇用の促進と市内企業のPRを図るため、初めての試みとして、地元企業やハローワーク鷹巣と連携した「北秋田市夜間企業見学会」を開催します。
開催日は、8月19日(月曜日)から23日(金曜日)までの5日間で、時間は午後6時以降としています。
見学対象となる方は、市内および近隣の求職者・学生、その保護者で、高校生は保護者と一緒の見学をお願いしています。
見学できる企業は、12社の企業となっていて、参加費は無料、複数の企業の見学も可能としていますので、ぜひ多くの学生や求職中の方にお申し込みをいただきたいと思います。
7.台湾トップセールス
8月18日(日曜日)から21日(水曜日)までの日程で、秋田県知事と県内市町村長とともに、台湾トップセールスを実施します。
今回の訪問では、インバウンドのメインターゲットである台湾からのさらなる誘客を促進するため、台湾の主要な旅行会社や航空会社などを訪問します。
また、北秋田市単独の取り組みとなりますが、20日(火曜日)には、台湾の旅行会社の方々を招いて「北秋田市観光セミナー」を開催することとしています。
このセミナーでは、現在、台湾観光客から人気の高い森吉山の樹氷をはじめとする冬の魅力のほか、グリーンシーズンや紅葉の魅力、秋田内陸線なども紹介することで、今まで以上に多くの方々に訪れていただけるようPRしてまいります。