2024年07月22日
コンテンツ番号17578
立ち直りの支援と、犯罪や非行を生み出さない地域づくりに努める
(2024年7月22日)
第74回「社会を明るくする運動」の市民集会が7月22日(月曜日)に北秋田市文化会館で行われ、地域で犯罪や非行のない明るい社会を築こうと呼びかけました。
この運動は、すべての国民が犯罪や非行を防止し、犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場で力を合わせて安全で安心な明るい地域社会を築くために、7月を強化月間として全国的な運動を展開しています。
北秋田市でも、のぼり旗の設置とポスターの掲示などの広報活動や市民集会を通して、家庭や職場、地域社会への理解と協力を求める運動を実施しています。
この日の市民集会では、北秋田市推進委員長の津谷市長が「テレビや新聞では毎日のように事件や犯罪のニュースが報道されている。犯罪や非行をなくすためには、取締りを強化し、罪を犯した人を処罰することも必要なことだが、立ち直ろうとする人を社会で受け入れていくことや、犯罪や非行を生み出さない家庭や地域づくりをすることも大切。市では今年3月に『北秋田市再犯防止推進計画』を策定し、犯罪をした人などが円滑に地域社会の一員として復帰できるよう、関係者等と連携し施策を進めており、犯罪や非行をした人の様々な悩みや背景を理解し、地域社会において孤立することがないよう支援することが必要と考えている。『社会を明るくする運動』がより一層、充実・発展し、犯罪や非行のない明るい社会を一日も早く実現できるよう、ご理解とご協力をお願い申し上げる」などとあいさつしました。
続いて、北秋田警察署の加賀屋真署長、北秋田地区保護司会の長岐直介会長があいさつを述べたあと、北秋田地区更生保護女性会の澤藤茂子副会長が内閣総理大臣のメッセージを朗読したほか、鷹巣ライオンズクラブの小笠原徹会長から会場で作文発表をする中学生2人に記念品が贈呈されました。
このあと、前回の第73回社会を明るくする運動の作文コンテストに応募された作品の中から、米内沢小学校の松岡結愛(ゆゆ)さん(6年)が「ゴミを拾うということ」、そして鷹巣中学校の藤嶋心子(ここ)さん(3年)が「『大切な』こととは?」と題した作文を発表し、会場から大きな拍手が送られました。
集会の最後には、アトラクションとして「秋田県警察音楽隊」の皆さんの演奏が披露されました。
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あいさつする津谷委員長(市長) -
あいさつする加賀屋北秋田警察署長 -
あいさつする長岐北秋田地区保護司会長 -
内閣総理大臣のメッセージを朗読する澤藤北秋田地区更生保護女性会副会長 -
鷹巣ライオンズクラブ小笠原会長から記念品を贈呈 -
作文を発表する松岡さん -
作文を発表する藤嶋さん -
秋田県警察音楽隊の皆さん