2024年06月24日
コンテンツ番号17474
「継業バンク」を活用した地方創生に挑戦
(2024年6月24日)
北秋田市地域おこし協力隊の委嘱状交付式が6月24日(月曜日)に市役所で行われ、松尾洋輝さん(写真中央)(28歳)が着任しました。
松尾さんは宮城県仙台市の出身で、動画編集や写真撮影業務などを行う合同会社Esperoを設立。また、令和2年から3年間、福島県飯舘村の地域おこし協力隊として、動画制作や廃校を活用したクリエイター拠点づくり、カフェ運営、焼菓子ブランドの立ち上げなどに取り組みました。今回松尾さんは「継業バンク」の活用により、ただ都会に近づけるだけではない北秋田市らしさを活かした移住者の獲得や定住、継業による新市場の展開など、循環する地方創生にチャレンジできる可能性あると感じ、北秋田市の地域おこし協力隊に応募されました。
今回松尾さんは企業採用型として地域おこし協力隊に加わります。松尾さんを合わせて北秋田市で活動している地域おこし協力隊は8人となります。
委嘱状を手渡した津谷市長は「地域の方々の色々なお話を通じて北秋田市のことを学び、様々な経験を積んでいってほしい。また、松尾さんのもつスキルを事業継承支援業務で存分に発揮していってください」などと激励しました。
松尾さんは「事業継承支援業務に携わるうえで、都会をただ反映するのではなく、地域の方々が今までつくりあげてきた時間や歴史、文化を大切にしながら取り組んでいきたい」などと意気込みを話しました。
また、今回松尾さんを採用した、ココホレジャパン株式会社代表取締役社長の淺井克俊さん(写真右)は「北秋田市の継業バンクは全国的にも注目されているので、松尾さんには是非その事業の前進となって頑張ってほしい」と期待を寄せていました。