2024年05月28日
コンテンツ番号17395
6月定例会提出事件などについて
(2024年5月28日)
令和6年5月の津谷市長の記者会見が、5月28日(火曜日)に市役所本庁舎で行われました。
津谷市長の会見概要は次のとおりです。
1.令和6年北秋田市議会6月定例会
2.「道の駅たかのす」へのモンベル直営店誘致
3.北秋田市果樹木伐採補助金について
4.RTK(高精度測定システム)基準局の開局
5.第17回東北チェンソーアート競技大会
6.「古着」と「こでん」の無料回収
1. 令和6年北秋田市議会6月定例会
令和6年北秋田市議会6月定例会を6月6日(木曜日)に招集することとしました。
今定例会には、承認1件「北秋田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」をはじめとする条例案が4件、補正予算案が10件、「工事請負契約の締結について」をはじめとする単行議案が5件、報告4件の計24件の提案を行うこととしています。
概要は、議会運営委員会において総務部長から説明をさせていますが、特に一般会計補正予算案では、既定の予算の総額に3億5,121万3千円を追加して、予算の総額を240億1,069万5千円 とするものです。一般会計補正予算案の主な歳出は、○高齢者等日常生活支援事業補助金(追加分)として1,100万円、○児童手当給付事業として3,397万3千円、○旧鷹巣西児童館解体事業として2,115万7千円、○新型コロナウイルスワクチン接種事業として7,732万2千円、○市道舗装維持工事として9,000万円、○旧阿仁中学校体育館改修事業として3,364万9千円を計上しています。
2.「道の駅たかのす」へのモンベル直営店の誘致
昨年2月に総合アウトドア企業の株式会社モンベルと包括連携協定を締結し、同社が有する専門的かつ先進的な知見と豊富な経験を生かして、当市の豊かな自然や地域資源を最大限活用するための「北秋田市アウトドアグランドデザイン」の策定を進めてきました。
同社からは、当市のアウトドアツーリズムの現状と課題を踏まえた各種施策の中で、特に交通の要衝である鷹巣エリアに着目し、当市を中心とした秋田県北部地域におけるアウトドア拠点施設の整備についてご提案をいただいています。
これを踏まえ、市では、同社に対し、再整備の具体化に取り組んでいる「道の駅たかのす」を、モンベル直営店の出店候補地として打診したところ、前向きな回答をいただいており、今定例会に「道の駅たかのす基本計画」を改訂するための補正予算案を提案しました。
実現する運びとなれば「道の駅たかのす」が多くの旅行者や地域住民の目的地となり、大太鼓の館や物販、飲食等との相乗効果も生まれ、市民生活の質の向上や憩いの場の提供にもつながるものと期待を寄せているところであり、引き続き、同社との連携強化による取組を進めていきます。
3. 北秋田市果樹木伐採補助金について
市では、ツキノワグマによる人身被害の未然防止を目的として、ツキノワグマを誘引する樹木の伐採にかかる経費を補助する「北秋田市果樹木伐採補助金交付事業」を今年度から実施しています。
本事業では、栗やクルミ、柿などの樹木を対象とし、営利を目的に植付けされた樹木は対象外としています。
また、住家から概ね200メートル以内の住宅地や、通学路等の日常的に利用されている道路の沿線上を対象範囲としています。
果樹木の伐採をご検討されている方は、農林課森林環境係(☏62-5517)までお気軽にご相談ください。
4. RTK(高精度測定システム)基準局の開局
市では、農業生産現場におけるDX推進の一つとして、スマート農業の普及を目的とした「RTK基準局」を5月17日(金曜日)より市内2箇所に開局いたしました。
これは、就農人口の減少により担い手の経営規模拡大が進んでいる中で、生産現場における作業の効率化と省力化、コスト低減などの課題に対応するために整備したもので、GPSなどからの衛星データと今回開局したRTK基準局からの補正情報を組み合わせて、農業機械の自動操舵やドローン等での高精度作業を可能とするものです。
基準局を合川庁舎と阿仁庁舎に設置したことにより、市内全域の農地をカバーしており、同時に稼働できる台数は40台、利用料については当面の間、無料としています。
市内に住所を有する個人、法人等が対象となりますので、スマート農業等の導入をご検討されている方は、農林課農業振興係(☏62-5514)までお気軽にご相談ください。
5. 第17回東北チェンソーアート競技大会
6月8日(土曜日)と9日(日曜日)の両日「第17回東北チェンソーアート競技大会」が県立北欧の杜公園を会場に開催されます。今大会においても、2メートルの秋田杉の丸太を使用し、2日間にわたってチェンソーを操り、様々な形へと彫刻する豪快さ、繊細さ、そして、秋田杉の魅力を存分に活かした迫力ある芸術作品を是非多くの皆さんにご覧いただきたいと思っています。なお、8日(土曜日)には、クイックカービングで制作された作品をご来場された方に抽選でプレゼントする企画や、9日(日曜日)の審査終了後には作品オークションも予定しています。
6.「古着」と「こでん」の無料回収
ご家庭で不要になった「古着」と「こでん」の無料回収を今年度も実施します。今年度は、5月16日(日曜日)に、鷹巣、合川、森吉、阿仁の各庁舎において実施することとしており、鷹巣会場が午前9時から11時30分まで、その他の会場が午前9時から11時までとしています。
昨年度は、古着約4トン、こでん約2.5トンを回収し、処理に伴う経費や焼却に伴うCO2排出量の削減に大きく貢献することができました。今年度の無料回収は、秋頃にも予定していますので、多くの市民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
なお、今回から「ぬいぐるみ」「靴」「かばん」が回収できない品目へと変更されていますので、詳しい回収品目や注意事項につきましては、各総合窓口センター備付けのチラシや市ホームページをご覧いただくか、生活環境課 環境推進係(☏62-1110)までお問い合わせください。