2024年05月24日
コンテンツ番号17333
大規模地震を想定した訓練
(2024年5月24日)
北秋田市では、5月26日の「県民防災の日」に先立ち、24日(金曜日)に鷹巣小学校を会場に防災訓練が行われ、同校児童たちをはじめ、地域の住民や消防団員などが有事の際の初動対応などを確認しました。
この訓練は、日本海中部地震や東日本大震災を風化させないため、そしてこれから大規模地震が発生したことを想定し、防災意識の高揚と学校防災体制の強化、消防機関が的確迅速に災害対応するための技術向上を図ることを目的に実施されました。
訓練には、舟見町自治会、北秋田市消防署が参加し、地震による校内からの火災を想定した訓練として、シェイクアウト訓練、通報訓練、避難訓練、消火訓練、応急救護訓練、火災防ぎょ訓練、煙体験などが行われました。
訓練後の集会では、湊貞宗校長が「避難訓練は自分の命を守るための勉強。今回のように授業中に地震が来るとは限らない。いつ来るか分からないからこそ、災害が起きた時に自分で判断し、自分で適切な行動をしなければならない。今回の避難訓練の課題をしっかり振り返ってこれからの学校生活に活かしてほしい」などとあいさつ。
続いて、佐藤嘉孝消防司令が「どんなスポーツでも練習が必要なように、避難訓練も練習が必要。日々の生活の中でも今日のことを思い出し、実際に災害が発生した時でも迅速に避難行動に移り、自分の命が守れるように練習を積み重ねてほしい」などと述べました。
児童たちは本番さながらの訓練に緊張しながらも真剣に取り組み、防災意識を高めていました。
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迅速に避難を終えた児童たち -
湊貞宗校長のあいさつ -
佐藤嘉孝消防司令のあいさつ -
救急訓練の様子 -
煙体験の様子 -
はしご車による放水