2024年04月15日
コンテンツ番号17189
地域一体となった力強い農業づくりを展開する
(2024年4月15日)
北秋田市農業再生協議会(会長:津谷市長)の令和6年度通常総会が4月15日(月曜日)に市役所本庁舎で行われ、農業団体・関係者などが出席して令和5年度事業・決算、令和6年度事業・予算、規約改正などについて協議しました。
通常総会の開催にあたり、津谷会長(市長)が「昨年は6月上旬の低温や日照不足に加えて、7月に発生した2年続けての豪雨災害、8月の記録的猛暑による高温障害など、非常に厳しい天候の影響から一等米比率が過去2番目の低さとなり、県北地区の作況指数も96のやや不良となった。豪雨災害による被害は、1日も早い復旧を目指して工事を進めている。協議会では、皆さまや関係機関とさらに連携を深めながら、米価の安定のため需要に応じた計画的な米生産を推進し、基幹産業である農業が力強く歩んでいけるよう取り組んでまいりたい。天候が順調に推移し、出来秋が実り多いものとなり、地域の農業がさらに活力に満ちたものであることを祈念する」などとあいさつしました。
このあと、津谷会長(市長)が議長を務めて議事が進行され、事務局などから令和5年度事業報告、収支決算報告、監査報告が行われました。また、令和6年度事業計画(案)、収支予算(案)、規約改正(案)を議題として、いずれも承認となりました。
同協議会の事業計画では、基本方針として、「米生産における指標の一つとして『生産の目安』を方針作成者に提示して需要に応じた米生産や、主食用米中心の農業経営からの脱却、複合経営による農業所得の向上、安定した農業経営基盤づくりの推進に取り組む」とし、「地域の農業生産力向上を効果的に進めるため、農地中間管理機構の有効活用、担い手育成や新規就農者確保、法人化への支援等を推進し、地域一体となった力強い農業づくりを積極的に行う」などとしています。
また、重点推進事項では、1.「需要に応じた米生産の推進」、2.「地域の振興作物および大豆・そば、用途限定米穀等の作付拡大推進」、3.「水田の有効活用の推進および耕作放棄地の発生防止に向けた取り組み」を推進するとしています。