2024年04月10日
コンテンツ番号17178
母の思いと地域が一体となり交通安全運動を展開する
(2024年4月10日)
北秋田市交通安全母の会(中嶋洋子会長)の令和6年度総会が、4月10日(水曜日)に北秋田市交流センターで開かれました。
交通安全母の会は、市内の婦人会および母親で組織し、母親の立場から特に子どもと老人の交通事故防止と飲酒運転の撲滅を図り、家庭の平和と幸せな生活を築くため、自ら正しい交通ルールを身につけ交通事故防止活動に努めることを目的としています。
また、同会の主な事業として、1.交通安全思想の普及、徹底を図るための研究・調査・情報交換、2.歩行者および自転車を事故から守るための研究・調査・情報交換および街頭指導の協力、3.飲酒運転撲滅のため、他団体と連携した声かけ運動等の推進などの事業を行っています。
同会では、令和5年度も春、夏、年末に交通安全運動や、子育て・高齢者世帯の訪問、新入学児童を交通事故から守るための交通安全啓発品配布として「黄色の鈴」の寄贈など、多くの啓発活動などを行っています。
総会では、出席者全員で秋交母の歌「祈り」を斉唱したあと、中嶋会長が「春と秋の全国交通安全運動に伴う総決起集会で、母の会会員による踊り『ふるさと秋田交通安全音頭』で交通事故防止をアピールしてきたが、コロナ禍での中止が続き、今年の秋には開催できることを期待している。令和5年度事業は、子育て・高齢者世帯訪問事業や、鷹巣地区の新入学児童への交通安全啓発品「黄色の鈴」づくりを毎年継続している。また、各地区でもそれぞれ特色ある運動を展開している。母の会の目的は、母親の立場から、特に子どもと老人の交通事故防止と飲酒運転の撲滅を図り、家庭の平和と幸せな生活を築くため、自ら正しい交通ルールを身につけて交通事故防止活動に努めることである。『交通安全は家庭から』を合言葉に、子どもとお年寄りを交通事故から守り、地域が一体となった交通安全運動を進めてまいりたい」などとあいさつを述べました。
続いて、来賓祝辞では、河田副市長が「日頃より、中嶋会長をはじめ、地域における交通安全運動の推進に多大なるご尽力とご協力に厚くお礼を申し上げる。今後とも交通安全運動など、地域での声かけなどをお願いする。本日の総会で決定される事業計画に基づき、交通事故の防止と、安全で安心な社会の実現に向けてお力添えを賜りたい」などと祝辞を述べました。
次に、加賀屋 真北秋田警察署長が「日頃より、地域における交通事故防止のためにご尽力を賜り、敬意を表するとともに厚くお礼を申し上げる。最近の交通事故から、総合的な交通事故防止対策が必要と考えており、交通安全教育の中でも高齢者や生徒児童に対する指導が大切としている。運転者に対しても歩行者ファーストの意識を高めていきたく、皆さまのご協力もお願いしたい。皆さまの知見と経験をフルに活用され、交通安全意識を普及していただきたい」などと祝辞を述べました。
このあと議事に入り、新年度の事業計画では、これまでの年間・季別・日別の活動内容と同様に、1.組織の充実と活動の活性化、2.家庭における交通安全意識の浸透、3.子どもと高齢者を交通事故から守る運動の推進、4.後部座席を含めた全ての座席のシートベルトの着用とチャイルドシートの正しい使用の推進、5.自転車の安全利用の推進の5項目を重要推進事項としています。
最後に、「交通安全は家庭から」を合言葉に、1.地域や家庭で「交通安全についての話し合い」を推進、1.子どもとお年寄りを交通事故から守るため、積極的に「一声」をかけるようにする、1.飲酒運転の撲滅を期し、家庭や地域ぐるみの運動を推進、1.車に乗ったときは必ずシートベルトを着用(子どもにはチャイルドシートを着用させ、かけがえのない子どもの命を守る)などと「交通安全宣言」を朗読して総会を終えました。
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あいさつする中嶋会長 -
祝辞を述べる河田副市長 -
祝辞を述べる加賀屋署長