2024年04月01日
コンテンツ番号17149
大きな課題でもチームで乗り越える組織づくりを
(2024年4月1日)
令和6年度の北秋田市のスタートにあたり、職員の定期人事異動に伴う辞令交付式や、幹部職員らに対して津谷市長の年度始めの訓示などが4月1日(月曜日)に市民ふれあいプラザで行われました。
辞令交付式では、市長部局、教育委員会、農業委員会、監査委員会、消防本部などで異動になった主幹級以上の職員と、新規採用職員が出席し、それぞれの部局の長から辞令が交付されました。今年度の新規採用職員は17人(うち消防吏員2人)となります。
このあと、新規採用職員を代表して、建設部建設課管理係に配属された田畑泰悟主事が「日本国憲法を尊重し、かつ擁護することを固く誓います。公務を民主的かつ能率的に運営すべき責務を自覚し、住民全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行することを誓います」などと宣誓の朗読が行われました。
辞令交付式後の年度始めの訓示では、津谷市長がはじめに「4月1日は、多くの方が新たな環境で第一歩を踏み出す日である。新しく市職員となった皆さんを心から歓迎する。新生活への希望とともに、少し不安な気持ちもあるかと思うが、公務員としての自覚と誇りを持ち、積極的に学び、スキルを向上させる姿勢を大切にしてほしい。これから市政を担う一員として大きく成長することを期待する」などと新規採用職員を激励しました。
続いて、令和6年度は市長就任4期目の最終年度になるとし「3年以上にわたる新型コロナとの闘いを乗り越え、社会、経済活動をはじめ、コロナ後の時代が大きく動き出している。そして、人口減少と少子高齢化の進展に加え、混沌とした国際情勢の下での物価高騰、地球温暖化がもたらす異常気象の激甚化・頻発化、デジタル化の急速な高まり、多様化・複雑化する市民ニーズへの対応など、様々な課題に応えていくことが我々に求められている。一方で、本市には国立・国定公園化への期待が膨らむ森吉山や世界文化遺産の伊勢堂岱遺跡をはじめとする魅力ある資源がたくさんあり、さらには人を呼び込むための恵まれた高速交通体系が備わっている。北秋田市誕生20周年の節目の年でもある今年度は、こうした行政課題への対応力強化と、本市の優位性を最大限に活かして、これまで積み上げてきた様々な施策の充実を図り、本市の成長をより目に見える形とするため、新たな組織体制で決意を新たにスタートする。『住民が主役の もり のまち』の実現に向けて、何が必要か、どう対処するべきか、一人ひとりがしっかりと考え職務にまい進してほしい」などと幹部職員らを前に訓示を述べました。
最後に、津谷市長は「個々の職員が抱える課題や悩みを共有し、一人では解決できない大きな課題でもチームで乗り越えていく、そうした組織づくりと風通しのよい職場づくりを推進し、職員一丸となって全力で市民に信頼され、頼りにされる市役所づくりを目指していこう」などと述べました。
津谷市長の訓示のあと、新規採用職員が一人ひとり自己紹介や職員としての抱負などを述べました。
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幹部職員らを前に津谷市長の訓示 -
訓示を行う津谷市長 -
辞令交付式 -
辞令交付式 -
辞令交付式 -
新規採用職員を代表して宣誓する田畑主事