2024年03月25日
コンテンツ番号17104
人命救助に対する決意を新たに、さらなる救助技術の向上へ
(2024年3月25日)
北秋田市消防本部(中嶋 忍消防長)消防署の約22年間活動した救助工作車が老朽化などにより更新され、3月25日(月曜日)に新車両の安全祈願などが行われました。
消防署(木村喜春署長)によると、新車両(日野自動車製・直接噴射式ディーゼルエンジン・4輪駆動方式)には、従来の救助工作車に搭載されていた消防ポンプと救助機材を網羅しているほか、新たにクレーン装置を装備し、災害現場において重量物のつり上げや移動などが可能。また、照明装置や救助資機材も最新式のものに更新されており、安全・迅速・的確な救助活動が可能になるとしています。さらには、4輪駆動方式により、急坂路や雪道でも十分な機動性を有する車両となっています。
この日は、職員が安全祈願を行ったあと、中嶋消防長は「平成14年に導入し、22年が経過した救助工作車を今回更新することができた。2台目の救助工作車となる。近年の救助活動は、火災、交通事故、水難だけでなく、激甚化、頻発化する自然災害や特殊災害なども必要となっている。多岐にわたる事案が想定されるため、日頃から訓練を重ね、的確な対応ができるよう万全を期してほしい。貴重な救助工作車を配備いただき、住民の皆さんに対しても感謝しなければならない。人命救助に対する決意を新たに、さらなる救助技術の向上に向けて努めてほしい」などとあいさつしました。
新たな救助工作車両は、本日から運用開始となります。
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運用を前に職員らによる安全祈願 -
あいさつする中嶋消防長 -
活躍が期待される新車両 -
人命救助のための資機材などを搭載