2024年03月21日
コンテンツ番号17086
機構改革による組織体制の見直しや定期人事異動など
(2024年3月21日)
令和6年3月の津谷市長の記者会見が、3月21日(木曜日)に市役所本庁舎で行われました。
津谷市長の会見概要は次のとおりです。
1.令和6年度定期人事異動
2.「北秋田市アウトドアグランドデザイン」
3.「第29回もちっこ市」の開催
1.令和6年度 定期人事異動
このたび、令和6年度の定期人事異動を発表しました。
主な特徴として、1点目は「機構改革に伴う組織体制の見直し」です。
新設する「観光文化スポーツ部」には、「観光課」と「文化スポーツ課」を置き、部長以下24人の職員を配置し、部長職には、今年度末をもって退職する現秋田県観光文化スポーツ部インバウンド推進統括監を期限付き職員として採用します。
改編する「産業部」には、「農林課」と「産業政策課」を置き、部長以下28人の職員を配置します。
2点目は「女性職員の管理職への積極的登用」です。
新たに課長級へ2人、主幹級に10人を登用し、令和6年度における女性幹部職員は、課長級以上で7人(14.9パーセント)、主幹級以上で25人(22.1パーセント)となります。
3点目は「職員派遣研修の拡大」です。
新たな行政課題への対応や、職員としての幅広い能力向上を図るため、新たに「秋田県あきた未来創造部」と「環境省東北地方環境事務所」に職員を派遣します。
このほか、北秋田市職員定員管理計画や人事ヒアリングによる現状把握を踏まえ人材配置を行っており、異動後の正職員及び暫定再任用職員数は、459人となっています。
2.株式会社モンベルとの包括連携協定による取り組み
本市では、昨年2月に総合アウトドア企業である株式会社モンベルとの間で包括連携協定を締結し、四季美湖や森吉山をフィールドとしたイベント開催や地元ガイドの育成に加え、森吉山の国立・国定公園化シンポジウムへのご協力や防災力向上に資する産業祭での展示のほか、市内事業者のフレンドショップ登録等を進めてきました。
また、今年度は、これらと並行して、同社が有する専門的かつ先進的な知見と豊富な経験を活かし、本市の豊かな自然や地域資源を最大限活用するための「グランドデザイン」の作成も進めています。
令和6年度は、森吉山周辺でのトレッキングや冬季イベントを引き続き実施するほか、市内全域を対象としたサイクリングや地域の歴史・文化、人々との交流を楽しみながら旅をする「ジャパンエコトラック」の設定を予定しており、災害時を想定したキャンプイベントによる防災対応力の向上にも取り組むこととしています。
さらに、これらのアウトドア拠点となりますモンベル直営店の市内誘致も検討しており、実現する運びとなれば、地域活性化や地域経済への波及効果につながるものと期待を寄せているところです。
今後も、同社のアウトドアブランドとしての自然に優しいノウハウを活用しながら、本市の様々な魅力を多くの皆さまにご体験いただけるような環境づくりと、森吉山の国立・国定公園昇格に向けた機運醸成を図ってまいります。
3.「第29回 もちっこ市」の開催
3月23日(土曜日)と24日(日曜日)の両日、道の駅たかのす「大太鼓の館駐車場」において「第29回もちっこ市 in 北秋田市」が開催されます。
「もちっこ市」では、元祖北秋田市のバター餅をはじめ、この日のために心を込めて作られた美味しいお焼きや干し餅など、昔懐かしい餅商品や人気のスイーツ、特産品が数多く販売されます。
さらに今回は、昨年もご好評でありました県内各地の人気のお餅が販売されるほか、バタもっちとの写真タイムや出店事業者から協賛いただくお餅などの福引も予定されています。
この他にも、23日は「もちまき」や「綴子大太鼓の実演」、24日は「North☆輝ッズ(ノースキッズ)」によるダンスパフォーマンスと「大館よさこいチーム鳳翔華」によるよさこいが披露されるなど、ご来場の皆さまが存分に楽しめる内容となっています。
当日は、駐車場が大変混み合うことが予想されるため、市内と会場を結ぶ無料シャトルバスをご用意していますので、ぜひご利用ください。
なお、会場内において、県道矢坂糠沢線整備促進期成同盟会による啓発活動の一環として、ポケットティッシュの配布を行うこととしています。