2024年02月11日
コンテンツ番号16918
子どもたちと首都圏の大学生たちが夢と未来を考える交流
(2024年2月11日)
北秋田市と国立市との北×国プロジェクト「北秋田市(小学生)×国立市(一橋大学生など)」交流会が2月11日(日曜日)に市民ふれあいプラザで行われました。
このイベントは、友好交流都市である東京都国立(くにたち)市で、昨年10月に両市の若者が第1回交流会を行い、そのメンバーたちが「交流を通して地域を盛り上げたい!」「もっと市民が参加しやすいイベントを作りたい!」などという思いから生まれた「北×国(きたくに)プロジェクト」の一環として初めて実施されました。
北秋田市で最初の開催となる今回の第2回交流会は、地域の子どもたちが大学生との交流を通して普段とは違う情報に触れ、親子で成長するとともに、地元の魅力再発見と新しい友達をみつける機会の提供、そして、交流を通して若い世代が北秋田市に愛着を持ち、地域への関心を深めることなどを目的として開催されました。
一橋大学の学生を中心とする学生団体「たまこまち」のメンバー6人は、前日10日(土曜日)に北秋田市入りし、大館能代空港から森吉山「阿仁スキー場」までの道中やゴンドラに乗車。本市の冬の観光メインとなる「森吉山の樹氷」観賞までの一連の流れを検証し、首都圏の学生の目から見た魅力や課題などを探りました。また、宿泊先となる阿仁のネットワークセンターでのウェルカムパーティーでは、地元メンバーとの交流会が行われました。
2日目の翌11日(日曜日)の午前には、秋田内陸縦貫鉄道「比立内駅」内にある「がっこステーション」を見学。同日午後からは、市内小学生と保護者22人との交流会となりました。
この日の交流会では、はじめに、総合政策課の畠山英利移住・定住支援室長が交流会の趣旨などを説明。来賓として出席した佐藤教育長が、国立市とのこれまでの交流内容などにも触れながら「今日の大学生と子どもたちとの交流会を楽しみにしている。子どもたちの夢が広がるような、そして話しを聞いて、この地域を支えていけるような子どもたちが育ってくれることを期待している」などとあいさつしました。
このあと、トラ男こと武田昌大さんの進行により、商工観光課観光振興係の佐藤礼介副主幹が北秋田市の自然・歴史・文化などの観光PRプレゼンテーションをテスト問題形式で行いました。
続いて、大学生たちが「東京西側での楽しい旅」(山下伊織さん)、「学生団体での青春(たまこまち)紹介」(黒澤拓真さん、関上雄大さん)、「留学生からみた『日本』」(CHO KWONさん)、「株ってなあに?(今の小学生が考えてほしいこと)」(小澤 拓さん)、「大学生の楽しいこと(人生を最高に旅せよ!)」(本多航己さん)などのテーマでそれぞれプレゼンテーションし、大学生活やサークル活動、東京の楽しみ方(見どころ)など、楽しく分かりやすい説明に参加者たちは熱心に耳を傾けていました。
こうした「北×国プロジェクト」交流会などの取り組みは、今後も両市で定期的に開催したいとしていています。