2024年02月01日
コンテンツ番号16881
「不作」の見立ても抗う気持ちで
(2024年2月1日)
JA秋田たかのす青年部(小坂亮太部長)の「雪中稲刈り」と「作占い」が、2月1日(木曜日)に道の駅たかのす「大太鼓の館」前で行われました。
1月15日に行われた「雪中田植え」は、その年の稲作を占う小正月行事として受け継がれており、雪田に植えた稲がたわわに実った稲穂のように頭を垂れていれば「豊作」、直立していれば実の入りが少ない「不稔」、倒れていれば風水害などによる「凶作」を意味するといわれています。
この日は同青年部員の亀山春樹さんにより、雪をかきわけながら丁寧に刈り取られました。
刈り取られた稲は、同青年部OBの九島敏昭さんにより見立てが行われ、今年は「不作」というお告げになりました。
九島さんは「作占いは稲作への心構えを作る場。結果に抗う気持ちで取り組み、みんなで笑って収穫できる秋になることを祈る」などと話していました。