2024年01月15日
コンテンツ番号16797
念願の派遣を有意義な時間に
(2024年1月15日)
JICA海外協力隊2023年度3次隊出発に際して、1月15日(月曜日)に市役所本庁舎で津谷市長へ表敬訪問が行われました。
JICA 海外協力隊とは、開発途上国からの要請に基づき、青年海外協力隊等として派遣され、現地の人びとと共に途上国の課題解決に取り組むことを目的とされています。これまで世界91か国に5万人以上の隊員を幅広い分野に派遣されています。また帰国後は、日本や世界で協力隊経験を生かした活躍が期待されています。
この度、派遣となるのは本市在住の三井貴博さん(29歳・埼玉県入間市出身)で、現在は地方公務員として農業の振興や普及に携わっています。
三井さんはコロンビアのサンタンデール県サン・ヒル市のヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・プレセンタシオン学校へ2024年1月から2年間「環境教育」をメインに派遣されます。コロンビアへの出発は1月31日の予定です。
三井さんは「高校生の頃から青年海外協力隊へ挑戦したいと思っており、この度夢を叶えることができた。派遣先では、初等・中等教育学校におけるリサイクルプロジェクトのサポート、環境教育の授業のサポートや地域住民に向けた環境への意識を高める活動運営のサポートなどを主に行う。前職(中学校での理科教員)の経験や現職の経験を生かし、地域の課題発見、そして解決に尽力したい。また、現地で得た知識や人間関係を帰国後に生かせるよう、常に目標を明確にしながら取り組んでいきたい」などとあいさつを述べました。
津谷市長は「JICA海外協力隊、日本の代表として派遣されることに心から敬意を表する。楽しむことを忘れずに、体調にご留意されながら頑張ってほしい。帰国後は、得た知識や経験を北秋田市、秋田県、そして日本に還元してほしい」などと、激励の言葉を述べました。