2024年01月07日
コンテンツ番号16766
有事に備え決意を新たに
(2024年1月7日)
令和6年北秋田市消防出初式が、1月7日(日曜日)に北秋田市文化会館で行われ、消防団員と関係者およそ400人が参加し、今年1年の無火災と無災害を願うとともに、消防団員としての決意を新たにしました。
初めに分列行進が行われ、団員達は市民ふれあいプラザを出発、式典会場である北秋田市文化会館まで行進を行いました。行進には秋田北鷹高校消防クラブや鷹巣中央保育園児も参加し、沿道に集まった市民に堂々とした歩みを披露し、地域防災を担う心意気を示しました。
式典では、はじめに津谷市長が「日頃より地域住民の安心安全を守るため、消防活動にご尽力いただき心より感謝申し上げる。元日に発生した能登半島地震では多くの方々が被災され、大変心を痛めている。お亡くなりになられた方へ、謹んで哀悼の意を表するとともに、被災地の1日も早い復旧・復興を心からお祈り申し上げる。年々、激甚化する自然災害が毎年のように全国各地で発生している。こうした中で、災害時の消防活動の重要性はますます高まっていく一方である。労をいとわず、災害と向き合う皆さまの活動は、不安を抱える地域住民にとって、とても頼もしく心強い。消防団員の皆さまには『消防人』として、有事においては不撓不屈の精神を発揮し、平時は防災意識の涵養に努め、かつ実行ある働きができるよう訓練と英知をあわせ、困難に立ち向かっていただくことを念願する」などと式辞を述べました。
次に、長岐邦雄消防団長は「市民の生命と財産を守るためには、団員同士の結束が必要となる。そして、地域をよく知る皆さまが危険な側面に配慮しながら常備消防と連携し、必要な対応を実行してほしい。今年1年、消防精神に則り『消防人』としての自覚と誇りを持ち、規律ある行動のもと活動にあたってほしい」などと訓辞を述べました。
続いて、秋田県知事表彰や秋田県消防協会長表彰、秋田県消防協会大館北秋田支部長表彰、市長表彰などがの表彰が行われ、表彰状が授与されました。
この後、来賓の北秋田地域振興局の柴田浩憲総務企画部長、秋田県議会の北林丈正議長、佐藤光子議員、北秋田市議会の中嶋洋子副議長がそれぞれ来賓祝辞を述べられました。
表彰者一覧
秋田県知事表彰
- 有功章7名
- 永年勤続章(35年勤続)5名
- 永年勤続章(30年勤続)14名
- 永年勤続章(25年勤続)7名
- 永年勤続章(20年勤続)5名
秋田県消防協会表彰
- 功労章(30年勤続)3名
- 勤続章(10年勤続)24名
秋田県消防協会大館北秋田支部表彰
支部功労章9名
北秋田市長表彰
- 精勤章12名
- 消防団協力事業所(10年勤続)株式会社藤島組
- 火災予防普及啓発団体 伊勢町自治会
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分列行進する秋田北鷹高校消防クラブとちびっこ消防隊(鷹巣中央保育園園児) -
式辞を述べる津谷市長 -
訓辞を述べる長岐消防団長 -
秋田県知事表彰(有功章)を伝達される高橋新さん