2024年01月02日
コンテンツ番号16760
綴子大太鼓のごう音で新年を祝う
(2024年1月2日)
新春恒例の綴子大太鼓たたき初めが、1月2日(火曜日)に大太鼓の館で行われ、4張りの大太鼓が大音響をとどろかせ、今年1年の地域発展と安全を願いました。
綴子大太鼓たたき初めは、大太鼓の館と物産館への誘客、施設での無事故や市の発展などを祈願するため毎年1月2日に行われており、この日は5年振りに、綴子上町・下町の大太鼓保存会、市、市議会、観光・物産関係者が出席したほか、地元住民や帰省客も含め、多くの来場者が神事を見守りました。
はじめに、神事が執り行われ、4張りの大太鼓の前に設けられた祭壇に津谷市長ほか参列者がそれぞれ玉串を奉てんし、今年の安全と地域発展などを祈願しました。
そのあと、津谷市長は「輝かしい令和6年を迎え、綴子大太鼓のたたき初めが5年振りに開催されることを心よりお喜び申し上げる。また綴子大太鼓の伝統を守り続けてくださる上町・下町大太鼓保存会の皆様に感謝申し上げる。ここにある4台のうち1台は世界一の大太鼓で、毎年7月14、15日の例大祭のほか様々な行事に参加して、その演奏に多くの方が感激している。今日はどうか十分に楽しんでほしい」などと新年のあいさつを述べました。
続いて、上町・下町大太鼓保存会を代表して下町大太鼓保存会の高宮光雄会長が「これまではコロナ禍で多くの人が亡くなり経済が低迷した。また昨年は豪雨災害やクマの出没が多かったが、今年がいい年でありますよう心からお祈り申し上げる」などとあいさつを述べました。
このあと、上町大太鼓保存会と下町大太鼓保存会による大太鼓の演奏に来場者からは歓声が上がりました。
たたき初めのあと、ふれあい太鼓体験が行われ、帰省中の家族連れなどが保存会会員の手ほどきを受けながら、長さが1メートルもあるバチを使って実際に大太鼓を叩いてみたり、記念撮影をするなどして楽しんでいました。
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今年の安全などを祈願 -
新年のあいさつを述べる津谷市長 -
大太鼓を体験する来場者 -
大太鼓の振動を体験する来場者