2023年12月25日
コンテンツ番号16741
需要に応じた計画的な米生産の推進に向けて
(2023年12月25日)
北秋田市農業再生協議会(会長:津谷市長)の第2回臨時総会が12月25日(月曜日)に市役所第二庁舎で行われ、農業団体・関係者などが出席して令和6年産米の北秋田市の生産の目安などについて協議しました。
臨時総会の開催にあたり、津谷会長(市長)が「報道等でもご承知のとおり、このたび、本協議会で行っている米新市場開拓等の促進事業において、不適切な事務処理があった。生産者や協議会の皆さまには、多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げる。対象となる皆さまには、先週末に事業に係る不足分を追加交付したことを報告します。今回のことを重く受け止め、今後は再発の防止と市政の信頼回復に努めてまいりたい」などと陳謝したあと、「今年を振り返ると、6月の日照不足、7月の豪雨災害など、非常に厳しい状況から一等米比率が過去2番目に低さになったことや、作況指数も96のやや不良など、農家の皆さまには厳しい出来秋となってしまった。市としては、こうした状況から農家が営農意欲を失わないよう、営農継続に向けた市独自の補助事業を継続し、安心して米生産に取り組めるように支援策を講じてまいりたい。また、協議会としても、出席されている皆さま方や関係機関との情報共有を深め、引き続き需要に応じた米生産を推進してまいりたい。来る年が未来に希望を持って農業に取り組める1年となるよう祈念する」などとあいさつしました。
このあと、津谷会長(市長)が議長を務め、事務局から令和6年産米の秋田県の生産の目安について報告。算定方法なども説明され、令和6年産の秋田県の「生産の目安」は401,300トン(面積換算69,549ヘクタール)と報告されました。
報告のあと、令和6年産米の北秋田市の生産の目安については、県の水稲作付率に市水田台帳面積・市平均単収(7中5平均)を乗じて算出して15,892トンとすることや、同生産の目安配分、そして規約改正について協議され、原案のとおり承認されました。