2023年12月14日
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思い出のケヤキを観賞用の備長炭として再利用
(2023年12月14日)
秋田北鷹高校(緑地環境科)が鷹巣小学校(佐藤博志校長)グラウンドの伐採されたケヤキ材を製炭したことで、ケヤキ観賞炭「鷹小備長」の贈呈が12月14日(木曜日)に鷹巣小学校で行われました。
鷹巣小学校では、倒木などが心配されていた同校グラウンドのケヤキについて教育委員会などと協議したところ、秋田北鷹高校が同校緑地環境科の製炭学習の一環として活用しようと、森林整備ボランティア(森林バスターズ)とともに10月にケヤキの木を伐採。同校緑地環境科では、鷹巣小学校に記念となる形で残したいとの思いから、炭となり得る枝部分を精選使用して製炭したもので、ケヤキ観賞炭「鷹小備長」として贈呈となりました。
この日の贈呈には、秋田北鷹高校緑地環境科の佐藤秀真さん(3年)と同校の佐藤久和教諭が訪れ、「鷹巣小学校のケヤキを使った炭を飾ってほしい」と佐藤校長に観賞炭を贈呈しました。
緑地環境科では、炭を立てる容器のほかに「鷹小備長」と銘打った板も作成。「鷹小備長」などと書かれた文字は同校の書道部員が書いたものです。
贈呈を受けて、佐藤校長は「本校のケヤキは40年ほどで大きくなりすぎたことにより、暴風雪の際などには倒木など心配なところがあった。高校生の皆さんのお気持ちを児童たちに紹介しながら校内に展示し、大事にしていきたい」などとお礼の言葉を述べました。