2023年11月27日
コンテンツ番号16606
金新佐久(こんしんさく)氏が瑞宝双光章を受章
(2023年11月27日)
高齢者叙勲で瑞宝双光章を受章した金新佐久さん(88歳・米内沢)が、11月27日(月曜日)に市役所第二庁舎を訪れ、佐藤教育長より伝達されました。
金さんは、昭和29年から小学校で教鞭をとり、教諭時代は算数や音楽の教科指導に重点を置き、また若手教員の教科指導力を引き上げる存在でもありました。平成5年に米内沢小学校校長に着任し「米内沢小だからできる教育、米内沢小でしかできない教育」を合言葉に、教職員が目指す方向を明確化させたほか、同小学校創立120周年時は学習、スポーツ、地域活動などに積極的に活動し、地域に信頼される学校経営をされました。退職後は浜辺の歌音楽館館長や高齢者大学「森吉大学」で講演を開いたりするなど、現在でも熱心に活動されていることなどが認められ、この度受章されました。
佐藤教育長は「金さんの功績から教育に対する熱い思いを感じるとともに、私ども後輩は襟を正して臨まなければならないと覚悟を新たにした。今後も健康に留意されながら、いつまでもお元気でお過ごしくださるとともに、相変わらぬご指導、ご鞭撻をよろしくお願いする。この度は誠におめでとうございました」などと、お祝いの言葉を述べました。
伝達を受け、金さんは「今まで多くの方々にお世話になった。これまで私が頑張ってこれたのは『ふるさと』への熱い思いがあったから。これからも、楽しみながら子どもたちのため、地域のために頑張りたい」などと話しました。