2023年11月27日
コンテンツ番号16605
市議会12月定例会、こども・子育てガイドの発刊など説明
(2023年11月27日)
令和5年11月の津谷市長の記者会見が、11月27日(月曜日)に市役所本庁舎で行われました。
津谷市長の会見概要は次のとおりです。
- 令和5年 北秋田市議会 12月定例会
- 「きたあきた こども・子育てガイド」の発刊
- 「ストーンヘンジと縄文」シンポジウムの開催
1.令和5年北秋田市議会12月定例会
本日、北秋田市議会12月定例会を12月7日(木曜日)に招集することにしました。
今定例会には、機構改革や下水道料金の改定に関する条例案などを9件、補正予算案が9件、「市道路線の廃止について」をはじめとする単行議案が8件の計26件の提案を行うことにしています。
概要は、議会運営委員会で総務部長から説明をさせていますが、特に一般会計補正予算案については、既定の予算の総額に3億8,721万円を追加して、総額を251億8,643万9千円とするものです。
一般会計補正予算案の主な歳出は、○ふるさと納税事業2,269万2千円、○農業経営等復旧・継続支援対策事業費補助金852万5千円、○農業再生協議会負担金1,376万4千円。
なお、本件に関しては、今月21日に公表した「コメ新市場開拓等促進事業」に係る当市職員の不適正な事務処理によって生じた当該農家および農業法人等への交付金相当額を一般財源で補てんするための経費です。
この度は、農業者および市民の皆さまには多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げますとともに、今後は組織的な確認体制の徹底を図り、適正な事務処理の遂行に万全を期し、再発防止と市政の信頼回復に努めてまいります。
続いて、○鳥獣被害防止総合対策交付金1,637万3千円、○教師用教科書・指導書等購入事業1,839万2千円、〇公共土木施設災害復旧事業7,596万9千円、〇指定管理料の変更2,158万1千円を計上しています。
2.「きたあきたこども・子育てガイド」の発刊
このたび、株式会社サイネックスとの官民協働事業として、市の子育て施策や子育てに関する相談窓口等の情報を1冊にまとめた「きたあきたこども・子育てガイド」を新たに発刊しました。
発刊にあたり、広告掲載にご協賛いただきました多くの事業者の皆さまに、心から感謝とお礼を申し上げます。
「きたあきたこども・子育てガイド」は、出産を希望する方や子育て中の方、就職や転入などにより、新たな生活をスタートさせる方に関連したサービス・施設・助成制度などの情報を掲載していて、各ページの二次元バーコードから知りたい情報に簡単にアクセスできるよう配慮しています。
本ガイドは、市内の保育所および認定こども園に通う園児の保護者へ配布するほか、市役所の各窓口や市内の子育て関係施設への備え付け、市ホームページで電子版の公開も行うことにしていますので、皆さまの生活の中でお役立ていただければ幸いです。
なお、ご不明な点は、こども課こども応援係(℡:62-6638)までお気軽にお問い合わせください。
3.「ストーンヘンジと縄文」シンポジウムの開催
12月3日(日曜日)に文化会館で「ストーンヘンジと縄文」シンポジウムを開催します。
皆さまにご案内のとおり、令和4年9月からの1年間、イギリス南西部の世界文化遺産「ストーンヘンジ」ビジターセンターでの特別展に、日本の世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」として、当市の伊勢堂岱遺跡の出土品16点の貸し出しをしました。
本シンポジウムでは、そういったご縁もあり、この特別展に携わったサイモン・ケイナー博士をお迎えし、「ストーンヘンジと縄文」と題した基調講演をいただくほか、チェロ奏者の斎藤孝太郎氏による音楽会や、「縄文文化を世界へ」をテーマに、ケイナー博士と元伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイドの大学生2人によるパネルディスカッションを行い、若者の視点から伊勢堂岱遺跡の活用や発信についてお話をいただくこととしています。
なお、ケイナー博士は日本語が堪能な方で、講演等は日本語で行われます。
本シンポジウムは、オンラインでも視聴可能となっておりますが、ぜひ多くの皆さまにご来場いただき、伊勢堂岱遺跡および縄文文化を世界へ向けて発信する方策をともに考える機会にしたいと思います。
ご不明な点は、実行委員会事務局の生涯学習課世界遺産推進係(℡:67-6771)までお気軽にお問い合わせください。