2023年11月16日
コンテンツ番号16586
市民の健康を「食」から支える
(2023年11月16日)
令和5年度環境・保健事業功労者表彰の保健衛生部門「栄養改善功労者」として受賞された大野悦子さんが市役所本庁舎を訪れ、河田副市長に受賞報告しました。
この取り組みは、県民の健康づくり、衛生水準の向上および生活環境の改善に貢献されている方を表彰し、県民の健康づくりや衛生・環境等に対する意識高揚を図ることを目的に開催されています。今年度は120名(団体含む)が受賞されています。
今回受賞された大野さんは、平成24年に北秋田市食生活改善推進協議会に加入。翌年から阿仁支部副支部長に就任、平成31年からは支部長として組織に尽力してきました。高校生や働き世代への健康講話や試食の提供、妊婦や高齢男性の料理教室の実施、地域の集会での低栄養改善講話など、これまで地域住民の健康を食生活の面から支えてきました。
また、阿仁中学校(現:義務教育学校阿仁学園)の生徒を対象に、郷土料理伝承教室を行い、次世代への継承にも尽力されました。ほかにも、支部の自主学習にも力を入れ、会員の知識習得と結束力の向上にも努められています。
現在は北秋田市食生活改善推進協議会副会長を務めており、今回、これまでの活動が認められ受賞されました。
大野さんは「栄養士さんや協議会の仲間など、多くの人に支えられて受賞することができた。これからも仲間とともに栄養の勉強を続けて、市民のために頑張っていきたい」などと報告しました。
河田副市長は「長きにわたって、市民の食生活の改善や郷土料理などの地域文化の伝承にご尽力をいただいており、それらが認められての受賞だと思う。これからも体調に留意されながら、活動・後輩の育成に力を入れてほしい。この度は誠におめでとうございます」などと、お祝いの言葉を述べました。