2023年11月13日
コンテンツ番号16575
水稲をメインとした若手法人経営者の挑戦
(2023年11月13日)
ふるさと秋田農林水産大賞を受賞した亀山春樹さん(栄・田沢)が、11月13日(月曜日)に市役所を訪れ、津谷市長に受賞を報告しました。
ふるさと秋田農林水産大賞は「ふるさと秋田農林水産ビジョン」の目指す姿の実現に向けて、模範となる活動を展開し、顕著な成績を収めている農林漁業者等が表彰されるもので、この度、亀山さんが「担い手部門 未来を切り拓く新規農業の部」において、地域の担い手として活躍が見込まれる新規就農者や農外からの参入者として実績が顕著であることが認められました。
幼少期から祖父の農作業を手伝ってきた亀山さんは、平成30年に独立し水稲と露地野菜による農業経営をスタート。周囲から水稲の作業依頼が増加してきたこともあり、規模拡大への対応や雇用環境を整えるため、令和5年に自身が代表となる農業法人「合同会社 穐」を設立。水稲の大規模経営の実現に向け、GPSアシストと連動した代かき機の導入など、省力的かつ高精度なスマート技術の導入を積極的に行っています。
報告に訪れた亀山さんは「就農して6年目になるが、自分の課題を一つひとつ目標にして、地域のために、そして規模拡大に向けて今後も頑張っていきたい」などとこれからの意気込みを市長に報告しました。
報告を受けた津谷市長は「大変栄誉ある賞を報告いただき嬉しく思う。こうして亀山さんのような若い担い手が、水稲や畑作を頑張ってくれて大変嬉しく思う」などと受賞へのお祝いと今後の事業の拡大に向けた激励をしました。