2023年10月27日
コンテンツ番号16504
熊被害防止や消防署「西統合分署」の開署などを説明
(2023年10月27日)
令和5年10月の津谷市長の記者会見が、10月27日(金曜日)に市役所本庁舎で行われました。
津谷市長の会見概要は次のとおりです。
1.「北秋田市消防署 西統合分署」の開署
2.「中嶋オリックス」2年連続の日本一へ
3.熊による人身被害の防止
4.きたあきたふるさと寄附金
1.「北秋田市消防署西統合分署」の開署
昨年より建設を進めてまいりました「北秋田市消防署西統合分署」がこのほど完成し、11月1日(水曜日)午前10時から開署式を執り行い運用開始します。
このたび竣工した新庁舎は、鉄筋コンクリート3階建てとなっていて、耐火・耐震はもちろんのこと、長時間の停電に備えた非常用発電設備や、女性消防吏員も勤務できるよう専用の仮眠室、更衣室を設けています。
また、敷地内には、鉄筋コンクリート5階建ての訓練塔を整備したほか、消防操法訓練も実施できる広い敷地を利用し、消防吏員はもとより消防団員の訓練拠点として、幅広く活用してまいりたいと考えています。
11月11日(土曜日)には、秋の火災予防運動の一環として、当分署を会場に「消防フェア」を開催し、庁舎内見学会も予定しています。市民の皆さまにおかれましては、ぜひこの機会に新しい分署をご覧になっていただければと思います。
2.中嶋オリックス2年連続の日本一へ
本市出身の中嶋聡監督率いるオリックス・バファローズが、クライマックスシリーズ・ファイナルステージを見事4勝1敗(リーグ優勝1勝のアドバンテージ含む)で突破し、3年連続となる日本シリーズ出場を決めました。
明日から始まる日本シリーズは、セリーグ優勝の阪神タイガースと59年ぶりの関西対決となりますが、これまでのように全員野球で2年連続の日本一を勝ち取っていただきたいと思います。
パブリックビューイングは、会場確保の都合上、北秋田市民ふれあいプラザ(コムコム)にて、第3戦以降を予定しています。
遠いこの秋田の地から中嶋オリックスの2年連続の日本一を熱い応援で後押したいと思いますので、多くの皆さまにお越しいただきたいと思います。
3.熊による人身被害の防止
既に報道されているとおり、今年は熊による人身被害が多発しています。
今月19日には、鷹巣の市街地で5人がクマに襲われ重軽傷を負うなど、今日現在11人の方が被害に遭われています。心よりお見舞い申し上げます。
市では、警察や消防と連携した市街地のパトロールや防災ラジオを使った注意喚起を行っていますが、今年はいつでも、どこでも、誰でも、熊に遭遇するリスクがあります。
もし熊に遭遇したり、目撃したりした場合は、まずは、自分の身の安全を確保する行動を最優先にしたうえで、近くに住家等がある場合は、周囲の住民に身の危険が生じるおそれがあるため、直ちに農林課林業振興係(℡62-5517)、総務課危機管理係(℡62-6602)、被害者を発見した際は、北秋田市消防本部(119番)、北秋田警察署(℡62-1245)等へ通報をお願いします。
4.きたあきたふるさと寄附金
10月25日までに北秋田市へ寄せられたふるさと寄附金は、件数24,425件、金額9億4,132万500円となっていて、昨年度の同時期と比較すると、件数10,483件の増、金額 4億7,099万909円の増と、金額ベースで約2倍の伸びとなっています。
要因としては、ご好評をいただいていますお米の定期便を新米の時期に申し込む方が増えたことや、制度改正に伴い10月以降の寄附が割高になることを心配された方々のいわゆる「駆け込み」によるものと考えており、9月の寄附が大幅に増加しています。
今後とも数ある自治体の中から北秋田市を選んでいただくため、事業者の皆さまとともに、返礼品の品質管理や親切丁寧な顧客対応、寄附サイトやSNS等によるPR活動に努めてまいります。
なお、旅行・レジャーで当市を訪れる方々がその場で寄附ができ、阿仁スキー場のゴンドラ利用券などの支払いに使えるポイントを返礼品として付与する「チョイスPAY」というサービスも行っているほか、今年度から開始します保育園留学の費用の一部に利用できるサービスも準備を進めているところであり、引き続き、こうした取組を通じて、より多くの方々に北秋田市のサポーターとして応援いただけるよう取り組んでまいります。